- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087465440
作品紹介・あらすじ
僕はみんなと同じようにうまくやれているだろうか?このままちゃんと大人になれるのだろうか?友情、恋愛、容姿、不登校、家族…抱えきれない不安と過剰な自意識にさいなまれて、少年少女たちは非日常の別世界に迷い込む。妄想か、現実か。漂う彼らが行き着くのはどこなのか。古屋兎丸と乙一、二人の鬼才が鮮烈に描き出す揺らぐ10代の心模様。ひたむきでちょっぴり痛い青春物語の傑作。
感想・レビュー・書評
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群像劇一つ一つは、特に序盤はオチが弱いものが多く可もなく不可もなく…で進み、個人的に印象に残ったのが魔法のステッキの話くらい。後半になって「たいと様」の話の世界観でようやく少しおっ、と感じた、ような。
全体的にどこかで聞いたような…な流れの話が多かったので、作者が乙一ならなおのこと捻りが欲しかった感がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
字が小さい
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大学時代、小説だと思って買ったら、漫画でビックリした本。当時、読んでも訳が分からなくて、買ったことすら後悔していた。
しかし、時が経って改めて読んでみると、10代には、こういう色々な悩みがあったんだなと考えさせられた。悩んで、もがいて、苦しんでいる高校生の頭の中が、面白い表現をされていて、それが、共感できるかかな。 -
お菓子帝国「今川焼襲来」する15年後の2021年に、とんでもなくスッ飛んでるな〜と思いながら読み返したが、誰しも10代、他や外からは見えないだけで こんなだったのかもなぁ(10代は永遠……)そして、対談の結末があったかくて、これが本編。乙一さんのトラウマ作品の数々の由来にも納得できて自己消化できたかな。
「僕たちきっと大丈夫だよね?うんきっと大丈夫だよ」
「僕たち忘れないよ 10代の吹き荒れる大風にのみこまれたこと」
魔女っ子サキちゃん
タイト様を見つけたら
モンスターエンジン
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未感想
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小説だと思って本を開いたら漫画だったw
サラッと読めるけれど活字がいいなぁ。残念。 -
思春期の不安定がすごく生々しかったです。
読後の対談も素敵。 -
<The Chronicle of The Clueless Age>
カバーデザイン/chutte
本文デザイン/chutte
フォーマットデザイン/アリヤマデザインストア -
これは悲惨。何がって、”結末が”とかじゃなく、作品そのものの質が。漫画家の方は知らないから、あくまで乙一に対する興味で入手したもの。そもそも、彼の題材が漫画には向かない?もしくは、相手に遠慮してしまって、持ち味が十分に発揮できなかった?短編集かと思いきや、最後は一つに収斂していくんだけど、一つ一つの物語も全部いけてないし、全体としての結末も何だそれ!?って感じ。要らない。
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古屋兎丸先生と乙一先生の小説と漫画のコラボ
短編で男女それぞれの物語が描かれてる。
悩みを抱えながら、奮闘する姿はまさに青春。
最後は本全体が一つの物語となって、登場人物の心も一つになる。
独特の表現や、描写はもう決して戻らない青春を体感できたような気がした。