- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087467512
作品紹介・あらすじ
女の世界は恋の話題で溢れている。でも、なじめない人間だっている。恋愛願望がなく、感情に溺れられない29歳の喜世美。猫と同居し、ブログでだけ自分を解放できる26歳の翔子。勤続12年、次長の肩書きもあるベテランだが「前向き」が嫌いな35歳の鈴枝。男とつきあったことがないわけじゃないけれど、恋愛は苦手-そんな女性たちの本音をリアルに軽やかに描き、明日へのエールをおくる小説集。
感想・レビュー・書評
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kamosigiさんより。
わたしにとっても平 安寿子はすっかりお馴染みになりつつあります。
今の自分はどっちかっていうと恋愛モードじゃないので、
読み始めはどんな感じだろう?と探りながらだったけど、
読み始めてみるとそこは持っていきかたがうまい!3人がうまく絡んで、
それぞれのストーリーも興味深く、
女として、いろいろ考えさせられて、どの世代にも、どの環境でも楽しめる作品になっているのでは、と感じます。
余談だけど、ストーリーの中に映画ネタがたくさん出てくるので、
映画好きのわたしには別視点からもおもしろかった。
思わずその作品観たくなってしまった。
でもまさか、内田けんじまで登場するとは・・・
平さん、好きなのかな・・・。
(バレエやオペラがお好きとは、エッセイを読んで知っていたが・・・)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
多分、私の未来。
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読みやすかったです。
が。
共感できるかと言われるとうーん・・・
最後にいきなり結婚する展開についていけず、結婚する理由も理解できませんでした。
『一人で生きちゃ、ダメですか』がいちばん好きでした。 -
世の中の「恋愛至上主義」へのアンチテーゼ。
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文学
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ブログから出会う話、これがリアルよな。
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【76/10000】
恋愛嫌い
平あすこ
★★★★★
結婚しなきゃいけない、一人が寂しいなどなどから婚活、恋活が激化する現代。
そんな現代のちょっと寂しい女性を描いた小説。
「恋愛なんて得意な人が多かったらこんなメイクの仕方やテクニックなどが溢れかえっていない」というセリフにうなづけた。