幇間の遺言 (集英社文庫)

  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087470192

感想・レビュー・書評

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  • (たいこもち)って入力しても漢字に変換してくれない絶滅職業の幇間だった人の思い出話。
    面白いねえ、話が。お座敷には必ず芸者とたいこもちを呼んでいた、古き良きか古き悪しきかわからない猥雑な昭和の話だから、そりゃ、面白いよ。寅さんみたいな人がいっぱいいるわけさ。吉本芸人が100人束になってかかっても幇間の話芸には敵わないじゃなかろうか。

  •  
    ── 悠玄亭 玉介《幇間の遺言 1995‥‥ 集英社 19990219 集英社文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4087470199
     
     Yuugentei, Tamasuke 幇間 19070511 東京 19940504 86 /籍=直井 厳
     
    (20220706)

  • 幇間の仕事や歌舞伎の名優について書いてある。話し口調で読みやすい。

  • [ 内容 ]
    幇間と書いて「たいこもち」と読む。
    歴史ある由緒正しい芸人のことだ!教養があって、芸があって、品が良くなくっちゃいけない。
    それよりなにより、人さまの心が分からなくちゃいけない。
    人さまに愛されなくちゃならない。
    ―そんな幇間の最後のひとり、悠玄亭玉介師匠が、落語の名人や歌舞伎の名優との交友から、花街世界の艶話まで、軽妙洒脱に語り遺した日本の伝統芸能の裏表、人生の機微。

    [ 目次 ]
    幇間一代
    名優伝
    芸人魂
    教訓

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


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著者プロフィール

1907年浅草生まれ。最後の幇間といわれ大正から平成のはじめまで活躍。後進の指導も行い悠玄亭門下に数人の弟子を育てた。

「2016年 『文庫 たいこもち玉介一代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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