- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087470468
感想・レビュー・書評
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マモちゃん先生のアーリオオーリオへの偏愛ぶりからイタリアへの愛、命あるものを戴く事や次の世代への食を受け継ぐ事まで、パスタ一皿に重ねて片岡先生の思いを書いた本。
すごく愛情いっぱいの方なんだなと読んでいてこちらまで豊かな気持ちになりました。
エッセイとしても好きな一冊に入りました。
夜中に読むと起きてキッチンに立ちたくなるから要注意な本。アーリオオーリオだからいつでも作れるというのが危険!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20110817読了。
イタリアンの料理人による
アーリオオーリオ(=ペペロンチーノ)への愛を表現した本。
この本を読んでアーリオオーリオを作ろうとすると
細かいレシピがなくてうーん、、となるところはあるけど
それにまして読んでいて著者のアーリオオーリオへの愛が強いので
自然と作りたくなってしまう。
というわけさっそく材料を買って、昨日今日と作ってしまっている。。 -
イタリア料理の片岡護シェフが語るパスタのあれこれ。その口調から、料理への愛情がひしひしと伝わってきます。とても楽しそうなのです。さっそくわたしもアーリオオーリオが作りたくなりました。
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パスタを作る前に必読。
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日本ではペペロンチーノの名称で親しまれている、シンプルこの上ないパスタ料理、フルネームは結構長くて「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ・アラ・スパゲッティ」という。何のことはない、意味は「にんにく・オリーブオイル・唐辛子で食べるスパゲッティ」とそのまんま。イタリーでは、日本とは逆に後を略してアーリオ・オーリオと呼ばれることが多いらしい。そのアーリオ・オーリオをテーマにした、アルポルト・オーナシェフの一人語り。口語調の文章は、実際に語り書きの本だから。
前半はアーリオ・オーリオを構成する様々な材料(と言っても、パスタ、オリーブオイル、にんにく、赤唐辛子、パセリ、水、塩、鍋しかないのだが)をテーマに、後半は著者の半生記っぽく、イタリー中のパスタを食べ歩いた経験などを語る。
イタリーと日本の違いを楽しみつつ、太陽と大地の恵みである「食」の大切さに思いを馳せ、そして何よりもシンプルで美味しそうなアーリオ・オーリオに魅了される。うーん、今晩はパスタにしよっと。 -
作ってみよう!って思わされます。
劇的な出会いでした。
こういう料理人って、色んなこと知ってて、色んなこと考えて料理してるんだろうな。何より楽しんで。いいね~。
ナポリに行ってみたい。そして食べてみたいです。