「老後の大盲点」3
著者 フレディ松川
出版 集英社
p111より引用
“いつまでも援助に頼っていないで、
自立すべきだと農業を教えたら
「世界中から食物が送られてくるのに、
なんで働かなければならないんだ」
といわれたという話がある。”
老人医療に明るい医師である著者による、
老後を自立して生きるための方策を記した一冊。
老後計画の間違いからいい死に方に関する事まで、
著者の病院での出来事を例に挙げて書かれています。
上記の引用は、
糖尿病とインシュリン注射との関係を、
貧しい国への援助に例えた一文。
いつまでも世界が支えてくれるはずがないのに、
一度楽をするとそれが当たり前に思えてしまうようです。
一時テレビなどで聞こえたとぼんやり記憶していますが、、
世界中からお金で食べ物が買えるのに、
なんで自分たちで作らなければいけないんだ、
と言う話があったような気がします。
なんだか少しにているように思うのは私だけでしょうか。
自分でするのが苦手であっても、
苦手なりにできるようになっておくこと、
出来る状態を維持しておくことは、
悪いことでは無いと思います。
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