きもの365日 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087477009

感想・レビュー・書評

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  • 通年で着物を着る参考になる。当時よりかなり気温が高くなっているところは考慮が必要かと思う。著者のコーディネート写真や巻末の用語集も充実。

  • 林真理子の著書「着物の悦び」に続いて、群ようこの着物にまつわるエッセーを読んだ。自然体で簡潔な文書で、着物知識ゼロの私でもサクサク読めた。ますます着物に興味がわいた。
    365日着物で過ごす挑戦をするとは、いくら着物好きとはいえ、実行しちゃった群さんはチャレンジャーだ。行動力がありカッコイイ。人に流されない丁寧な暮らしぶりも素敵だ。着物の写真も良かった。シックな着物とユルーいイラストにホッコリした。

  • きもの大好きな群ようこさんが、1年365日着物で暮らすことに挑戦した日々を綴った日記。
    しかし大変である。
    じゅばんの半襟付け、足袋の洗濯、帯結びの練習、寒い日暑い日、雨の日などの対策、着合わせチェックやお直し、お手入れなど、際限ない。
    タンスの整理や端切れの処分なども。
    20年近い着物歴がある人ですら、大変そうなのに、これから着物を着ようというビギナーには、こなせそうにない。

    着物の大変さは、

    シーズンごとに、着物、帯、帯揚げ帯締め、下着、足袋、草履、コートなどを揃えないといけない。
    さらに、フォーマル〜カジュアルのさまざまな段階の格や素材を揃えないといけない。

    絹素材は雨に濡らせない。家で洗濯できない、クリーニング代がかかる。

    じゅばんの襟付けが手縫い作業。 袖丈が違う着物には違うじゅばんが必要。

    …もちろん、大変さの中に、楽しさもあるとは思うけれど。


    できるだけ楽な着物ライフを確立したいと思った。







  • 久々に群さんのエッセイを読んだ。
    学生のころは結構読んだが最近読んだのは「かもめ食堂」だけだったと思う。
    1年間の着物との生活が綴られている。
    私も最近着物熱が高かったのでとても身になる内容だった。
    たまたま、図書館で手に取ったのだけれどぜひ手に入れたい。
    普段着の着物がいい、何とか着る機会を増やしたい。

  • 着物がきたい!!

  • 着物を着ようと思っていたので、なんとなく着物が分かる感じが役立った。

  • 毎日着物!

  • 借りて読んだ

  • 群ようこは好きでこれまで色々読んできました。着物にはまっている話も知っていましたが、自分で着物を着てみようと思ってから読むとまた違った印象で読めました。ほぼ毎日着物を着てみないとわからない所がよくわかり、とても参考になりました。

  • 1週間で挫折したり段々と着物論で他の人を批判したりと人間の機微が面白い。着物を着る人が読んだらまた全然違う印象になるだろう。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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