- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087478464
感想・レビュー・書評
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好きな詩は好きだけど、詩の深みがまだ私には早かったかもしれない。
なまぐさい感じの詩が特に楽しめなくて感性がまだ追いついていないのかもしれない。
他のも読もういつか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2もとても面白かったです。谷川さんの優しくて時々ぴりっとする言葉で、世界がどこまでも広がっていきます。心地よいひとときでした。ひらがなばかりのやさしい詩も、ぴりっとどきっとする詩も、好きです。
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私が知っていた谷川さんの詩は教科書でみたようなほんのほんの一部だった。解説に書かれているように、沢山の言葉たち、たくさんの世界が詰め込まれるていた。
言葉がぎっしり詰まっている詩集をいくら読んでも情報過負荷になることはない。詩はどんな情報も伝えないからむしろ情報を一瞬にして霧化してくれる…
ほんとその通りだと思う。何度も何度も読んで味わいたいと思った。 -
『定義』『コカコーラ・レッスン』『はだか』など22冊の著作より、散文詩、ひらがな詩、わらべうたなど中期の代表作を厳選している。
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谷川俊太郎の詩作のすべてから新たに編んだ21世紀初のアンソロジー。編集は東北大学で教鞭を取る、中国の詩人、田原(Tian Yuan)。私は長男に俊太郎と名前をつけようとしたぐらい、昔から私淑し、よく読んでいる方だと思います。第1巻のカラー付録には、初版装幀選があり、何冊かは私の手許にもありますが、中には見たことないものも...また第2巻の解説を書いておられる高橋源一郎さんにいたっては、過去にも現在にもたくさんの詩人がいて、
たくさんの詩が存在しているが、谷川俊太郎は、たくさんの詩人のひとりではなくて、たったひとりの詩人であると
今年からはじめた、大学での読み方と書き方の授業通して、生徒の目で言い切っています。 -
・夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった
・シェークスピアのあとに
・生きるうた
・コカ・コーラレッスン
・口にしたら生きてゆけそうもない言葉と、口にしなかったら生きてゆけそうもない言葉、それらが同じひとつの言葉であるとき、何故あなたはそこに立っていられるのでしょう?
・スーパーマン
・私の女性論
・十二月十五日
・あいしてる
・うそ
どの詩も本当に素晴らしかったけれど、これらが特に私の心にズンときた。
谷川俊太郎の詩を授業で習ったあのころから私たちは彼に夢中なのだ、と思う。本当に素晴らしい。 -
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自由でユニークだけど馴染みやすいリズム、言葉遣い。ちょっとした息抜きに読むのに最適。