いびつな贈り物 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
3.48
  • (3)
  • (5)
  • (15)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087481303

作品紹介・あらすじ

幼なじみの敏子と偶然再会した大学講師の堀田は、彼女の不遇に同情するうちに、いつしか情事にのめり込んでいった。彼のイギリス留学でふたりの仲は終りを告げるが、その機会に堀田はある決意を固めた…。表題作「いびつな贈り物」など切れ味するどい男と女のミステリー6篇。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いびつな贈り物
    小説すばる 1990年11月

    三角の野望
    小説すばる 1990年12月

    かける印の殺意
    小説すばる 1991年1月

    まるい灰色の扉
    小説すばる 1991年2月

    細長い窓
    小説すばる 1991年3月

    うつろな視線
    小説すばる 1991年4月

    解説 長谷部史親

  • ちょうど良いゾッと感。目開け寝の話は殺人が絡んでなくてもちょっと怖い。

  • 特に面白かったのは「うつろな視線」。テーマが面白く、想像すると不気味で、後味も悪くない。ミステリー集なのに、全て犯人を追及するという話ではないというスタンスがいい。面白い。

  • 何か買って頂いた方に差し上げます。

  • 短編集。ブラックジョークとちょっぴり怖い要素が満載。全6話。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿刀田高の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×