勘九郎ひとりがたり (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087485721

感想・レビュー・書評

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  • 2012年12月21日読了
    勘三郎さんが亡くなった時に手にした一冊。
    其ノ弐。

  • インタビュアーに向かって話しているのだけれど、まるで、中村屋がそばにいて、自分に話しかけてくれているような気分になれる1冊。語り口が人懐っこくて、内容も面白くて、ぐいぐい読んでしまう。1周忌を過ぎてもまだ、いなくなってしまったことが信じられない。

  • 57歳、これからまだまだ、役者としても人間としても幅も深みも広がる年齢。

    生き急いでしまった…のだとつくづく。

  • P39
    この「桃太郎」で実は私は命を落とすところだったんです。
    その話もしておかないと
    鬼に申し訳がたたない。
    鬼がいなければ私はたった四年しか
    生きられなかったのです。

  • 現在の勘三郎さんが勘九郎時代に書いたもの。
    楽屋ばなしが主。話し口調で書いてあるところもいい。
    父の思い出や子供たちのことも・・・。
    四国こんぴら歌舞伎の生い立ちなどは、ホントに面白い。

  • 非常に面白い。
    勘三郎さんのファンになりました・・・

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著者プロフィール

1981年生まれ。東京都出身。
87年1月歌舞伎座「門出二人桃太郎」にて兄の桃太郎で二代目中村勘太郎を名乗
り初舞台。
12年2月新橋演舞場「土蜘」僧智籌実は土蜘の精、「春興鏡獅子」小姓弥生後に
獅子の精などで六代目中村勘九郎を襲名。
映画やドラマ等でも活躍し、19年は大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺
~」では主役の一人である金栗四三役で出演している。

「2020年 『そらののはらのまんなかで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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