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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087495935
感想・レビュー・書評
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岩城さんはホント、マルチな人だ。
一番印象に残ったのは「マーラーの交響曲第一番『巨人』」の話。
その次はメルボルンでのメシアンの話。
彼が戦時中、いっときだけ瑞浪にいた、というのも初見で、びっくりしたというか、なんというか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実は読み始めてから筆者が指揮者であると知ったけいちか。雑誌連載時(1980年代後半)と今では、ちょっとタイムラグがあるのですが、それでも指揮者という職業の方々の忙しさは変わっているとは思えないし、なかなか興味深く読まさせていただきました。
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箸が転げても笑う年頃の真の意味、邦人という言葉の”邦”を考えること、南半球と北半球の差など、正に世界を飛び回りながら些細なことにもいかんなく好奇心を発揮される岩城さんに、教わることがあまりにも多かった。
音楽家はその世界で完結している人も多いけれど、彼を彼たらしめているものの中身をこの本で垣間見ることができる。
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