林檎の木 (集英社文庫)

著者 : ゴールズワージー 守屋陽一

• 集英社 (1994年9月20日発売)

感想・レビュー・書評

[日依さんの感想 · 2008年6月8日]

<font color="blue">「私、あなたと御いっしょにいられるのでしたら――もうそれだけでいいんですの」 </font>


哀しい余韻の残る話だった。

自分が恋したひとと、それがすべてになってしまったミーガンも。
一時の過ち、とばかりにそれを捨てたアシャーストも。
それを見守るしかなかったジョーもジムも。

どこか愚かで、どこか尊い。

[Kenji.Mさんの感想 · 2007年10月10日]

幸せな恋の回想と思いきや、すこし背筋が寒くなるような、悲しくて、でも優しい空気感もあって、という一作です。

[maru08さんの感想 · 2006年7月22日]

大好きな英語の先生がおすすめしていた本。高校生にこんな本薦めるなんて…（笑）