海底二万里 (集英社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087605709

感想・レビュー・書評

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  • 小学生以来の再読。
    人生で初めてSF小説を読んだのがこの本。
    『ふしぎの海のナディア』をまた見たくなる。
    あんなに深く潜って、耳抜き大丈夫なのかなと、変なことが気になってしまう。
    19世紀に、まだ、南極大陸に人が辿り着いていない時代に、潜水艦の小説を書くことに驚き。発想の源を知りたい。
    私は好きな小説です。続編が読みたかった。

  • 無性に冒険ものをよみたくなったが、どれが読みたいかというのはなかったので、とりあえずヴェルヌかと思って…

  • 長かったです
    翻訳文のせいか変な会話文でした
    内容は情景が浮かぶ様な細かさです

  • 本書は明らかにメルヴィル白鯨の影響を受けている。分類学・博物学にのみ異様に詳しいコンセイユは、白鯨へのオマージュを表現している。
    そして、これは形を変えたディストピア小説である。いわゆる知識階級である船長の目的が復讐であることは最後に述べられるが、これまた知識階級でありながら不信感を抱きながらも徐々にノーチラス号での生活に染まっていく教授。粗野な田舎者であるネッドは、必死に自分の生活を守ろうとする。最終的に船長の目的に気づき、絶望する教授。"mobilis in mobili"の銘句は、海中の潜水艦には当てはまるかもしれないが、船長の生き方には到底当てはまらないし、それをピッタリだとした教授の考えも浅はかである。人類憧れの生活(形は違えど)がそこにあったとしても、その目的が虚無であれば人としての生活は成り立たないのである。

  • シーンの8~9割が海底で潜航艇に乗っている。魚の描写が多い。海なし県に住んでいるので魚の描写が全然ピンとこない。そのため面白く感じなかった。
    主役は孤独なネモ船長。結局ネモ船長の謎は明かされずに終わる。

  • 相変わらずのヴェルヌ節。他の作品が好きなら、外れはない。

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著者プロフィール

Jules Verne, 1828 - 1905.
フランスの小説家。
『海底二万海里』『月世界旅行』『八十日間世界一周』
『神秘の島』『十五少年漂流記』など、
冒険小説、SF小説で知られ、SFの父とも呼ばれる。

「2016年 『名を捨てた家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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