終わりは始まり

著者 : フジモト・マサル 中村航

• 集英社 (2008年5月26日発売)

作品紹介・あらすじ

2人の知的・詩的・素敵センスが豪華にコラボレーション!かわいくて不思議で面白い、めくるめく27篇。

感想・レビュー・書評

[takanatsuさんの感想 · 2012年12月28日]

「バレてもいい、モテれば」
見事です。素晴らしい。

読者から回文を募集し、フジモトマサルさんが絵を描き、回文と絵から中村航さんが物語を作ったらしい。
作られているのは
回文→絵→物語
の順なのに、読むのは
物語→絵→回文
の順番なのも楽しい。
あえて逆から読むのも楽しいかも。

登場するキャラクターの中ではヒマをもてあましている神さまが好き。
ちょっかい出されたらきっと迷惑だけど‥

[sorairokujiraさんの感想 · 2013年3月25日]

読者から回文を募集し、その中から選んだものに、絵と物語を付けた作品。
よくもまあ、このような回文を・・・とよく考えたものだと思う。
作りを面白がって読むかどうかが、この本を面白いと思うかどうかの違いかな？と思う。

[*go!go!afro*さんの感想 · 2018年7月13日]

回文→イラスト→ショートショート。
途中で飽きた。

[Pippiさんの感想 · 2018年2月18日]

回文ストーリーの不思議な世界だった

[ayaponさんの感想 · 2016年4月2日]

中村航が宮尾和孝以外の人と組んで本を出していたの知らなかった！！回文ショートショート。回文のしょうもなさは春樹のうさぎおいしーフランス人みたい。

[たにぐちさんの感想 · 2015年12月20日]

回文をつくったら、フジモトさんが絵を描いて、中村さんが文章をつくる。この回文からこれ！？みたいな絵もあったりして、でも文章になるとちゃんとこれになっていた。

[さなさんの感想 · 2014年8月30日]

回文を元にイラストレーターと小説家が合作！
試みは面白いけれど中身は微妙。うーん。まあ回文が突拍子もないものだし仕方ないか、と思いつつも微妙。一体何がしたかったんだろう？

[言音さんの感想 · 2013年12月25日]

図書館で見かけてなんとなく貸りてみたら、回文の本でビックリ！

読者から回文募集→回文を見て絵を描く→回文と絵をヒントに物語を作る→完成！という風に作られたショートショート。

妙にチグハグでシュールで面白い。登場人物たちがリンクしてるのも、キャラクター紹介で気づけるのが良い。マレー・次郎が特に好き。

[643096さんの感想 · 2024年3月20日]

表紙もタイトルも気になって
でも、回文だとは・・・
私にはイマイチ

[けわた くーすけさんの感想 · 2019年5月23日]

开始是结束了。是回文的书。ブラブラトアルクコクルアトラヴラヴ。

著者プロフィール

フジモトマサル
漫画家兼イラストレーター。擬人化させた動物の絵を得意とする。著書に『ウール100％』（文化出版局）、『いきもののすべて』（青幻社）など。また挿絵や装画を手掛けた書籍に『にょっ記』（穂村弘、文藝春秋）、『村上さんのところ』（村上春樹、新潮社）など多数。2020年『フジモトマサルの仕事』（平凡社）が出版された。

「2021年 『小さなことにくよくよしない８８の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」