- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087712780
作品紹介・あらすじ
岳箭、紅挨炎雰を断ち、石礫は既に、飛燕ならず。童軍楊軍、参差交錯し、共に殲を期して死域に入る。
感想・レビュー・書評
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ほら見ろ!
やたら死に始めたやん!
しかしアニキよ
謙三アニキよ
これはないわ。゚(゚´Д`゚)゚。
この一丈青扈三娘の人生はないわ
こんな人生を歩ませるなんてあんた鬼や
いや鬼の面を被った鬼や!(どういうこと?)
そしてもらい事故的感覚で王英もかわいそう!
ぜんぜん思い出してもらえない!
やっぱりたいして愛されてなかった!(やっぱり言うな)
あと、子午山組は死なないと思ってた!
そこも覆してくるのかアニキよ
あんた鬼や
いや鬼の面を被ったトウモロコシや!(いよいよどういうこと?)
なんかもうめちゃめちゃクライマックス感あるんだがまだ半分よ!
どうなっちゃうのよ!
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扈三娘には幸せになってほしかったな。
それにしても、女に関わって無茶する男が多い。
私の周りにはそんな熱い男いない。残念。
張平は笛をふけるようになって、楊令殿はただ聞きたかっただけって…暗器!!暗器じゃなかったの!? -
やはり北方ワールドに引き込まれた!前にのめり込むように本を貪り、そして号泣。男ならと言いたいのかもしれないが女性でも共感は得られそうな気がする。日本にも多くの中国人がいてこの本を手にとっていると思う。どんな思いで見ているんだろうか?
誰もいじれない禁断の書とも言える「水滸伝」を北方流に解釈して書き上げて続編
水滸伝のエンディングで梁山泊にこもる全ての人の命ともいえよう「替天行道」の旗を宋江から渡された青面獣楊志の子、楊令。
序盤戦はいくつもの愛を受け育った楊令が幻王と名を変え、水滸伝とは異なる人格を見せる。生き残った史進、呼延灼、張清らが残存勢力を維持して楊令を首領として迎えると同時に再建を果たす!ここからが悲劇の連続だった。
水滸伝の中で地方軍の将から梁山泊入りした呼延灼将軍。梁山泊では常に本隊を率い全面の敵と向かい合っていた楊令伝においても役割は同じなのだが、老いに加え息子の凌が梁山泊入りをしていた禁軍の童貫将軍との決戦の折に宿敵趙安将軍を打ち破るが、一安心もつかの間で息子の凌の背後へ5000の騎馬隊が襲いかかろうとしていた。
初めて父が息子の背中を守った。息子は父が背中を守ってくれてるとは知らずに…「行くな!」読みながら呟いていた。呼延灼はただ1騎!5000の騎馬隊を止め散っていった。凌に双鞭をあずけて……涙止まんないから!これを書こうと頭の中で考えているだけでもこのシーンは泣けてくる。
激しい戦の中で父親としての優しい顔を見せた張清。
前作で片足を失うも片足での騎乗で禁軍を悩ませた馬麟。
元盗人上がりの鮑旭は部下の損害が最も少ないとされる名将であったが、呼延灼と同じように部下を守り仁王立ちの末に散っていく。
呉用に公孫勝や戴宗などは憎まれ役をかいながらも若者を育てるそんな役回りの末にやはり身を挺していく。
張橫の息子で楊令を影から支える青騎兵の張平や、弓の名人であった花栄の息子の花飛麟
この幾多の勇士のひとりひとりの生き様を描ききった作品に言葉はいらない。ただ読むたびに思い出すたびに涙がこぼれてくる。エンディングで楊令が死に、ひとり残された史進…彼の苦悩は岳飛伝に続く……
生涯でこれだけ泣けた小説はきっとあとにも先にもないことだろう! -
図書館で借りた。
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宋金軍との全面対決。扈三娘と華飛麟。
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第8巻読了
戦ばかりだった・・前巻では呼延灼、そして今回は扈三娘・張清・馬麟が斃れていく。悲しいが梁山泊軍も互角に戦っており、決戦も間近といったところか?
読み応えあった巻でした。
しっかーし!王英は扈三娘が妊娠中に浮気がバレて強制別居させられている状態で戦死してしまったので、息子たちと...
しっかーし!王英は扈三娘が妊娠中に浮気がバレて強制別居させられている状態で戦死してしまったので、息子たちと会ったことがありません
つまりは、息子たちの回想シーンにも登場できないのです!泣ける(絵に書いたような自業自得)
回想シーンにも登場できないに笑えましたが、それもOh!Yeah!が悪い!
回想シーンにも登場できないに笑えましたが、それもOh!Yeah!が悪い!