2.43 清陰高校男子バレー部

著者 :
  • 集英社
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087715231

感想・レビュー・書評

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  • 灰島の突き抜けたバレー馬鹿っぷりが良い。
    複数視点だからか、ちょっと散らかるが序盤は我慢。

    ユニチカが同じ学校で良かった。
    ユニって勉強できたのね。

    自殺未遂事件の真相・・・・・・。
    ありえなくもないところがまた・・・・・・。

    結局いろいろ王道なのに凄い吸引力。

  • 3組のコンビのそれぞれのバレーと相手への想いが交錯するスポーツ青春もの。
    スポーツ物は小説で読むに限る!練習中、試合中、それぞれの感情、想いが見えてとても面白い。
    チカの不器用でバレーのことしか考えられない一途さ、ユニの人からはみ出ることへの怯えとそれでも何か打ち込めることを求める切実さが胸に沁みた。
    スポーツにあんまり親しみはないけど、バレーやってみたい!と思える作品だった。
    読後爽やかで、ああ良かったと思える物語。

  • 高校生の青春スポーツものってなかなか読まないのだけど、友人が面白かったと勧めてくれたので読んでみた。
    どうしても「ハイキュー!」はよぎる。設定的に。
    でも、あちらは漫画で出来ること、こちらは小説で出来ること。
    バレーボールには全く詳しくないけれど、そんな私でも自分でボールを打っているような気になる、臨場感のある文章がいい。
    まだまだ動き出したばかりというところなので、ぜひ続きも読んでみたい。

  • 2巻目を読んでからこちらも読了。面白く読んだ。

  • セカンドシーズンに続く。

  • 青春。バレーボール。『ハイキュー!』を思い起こす。

  • 青春。

  • バレーよりおもしろものなんてない!て潔く言いきるチカのバレーバカっぷりが好き♪

  • 青春だなと感じる。私はバレーはTV中継で見る程度だが、巻末にバレーについての説明が書いてあるので、バレーに疎くても、十分楽しめる。高校生が主人公の小説だが、恋愛が絡むというような甘めな展開ではなく、男子高校生をメインにしたスポ根小説の王道さを感じさせ、不器用ながらも泥臭さがあって高校生らしさを感じて良かった。ユニチカコンビ、青木と小田、棺野と末森さんとの関係が良いなと思った。男女間ではベタ甘な展開ではない関係がちょうどいいかも知れないと感じる。今後のユニチカコンビに注目したいので続編が出ないか楽しみ。

  • 中学2年生の3学期、黒羽祐仁(ユニ)は幼馴染の灰島公誓(チカ)が東京から転校してくると聞いて胸を弾ませていた。しかし、久々に会ったチカは無愛想で口下手で、仲の良かった幼い頃の印象とはだいぶ変わっており、夢に見た感動の再会は消えた無くなった。
    東京の学校でバレー部に入っていたチカは、新しい学校でもバレー部に入ったが、ユニはじめ他の部員はほぼ活動していない状態だった。しかし、チカが一人で黙々と練習をしている姿を見て、ユニもバレーと本格的に向かい合っていく。

    よくある設定だけれど、その設定を十分に生かしている感じ!!!
    中だるみすることなく、最初から最後まで「バレーが大好き!」という気持ちが溢れんばかりに詰まっていて、とても楽しく読むことができた。

    物語は春高へ向けて練習再開をするところで終わるので、連載中の続編も期待大。
    個人的には棺野くんと荊ちゃんの恋の行方も気になるので要チェック。笑

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著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(電撃文庫)、『エンドロールまであと、』(小学館)など多数。

「2009年 『NO CALL NO LIFE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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