ジムグリ

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 59
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087716092

作品紹介・あらすじ

地下世界につながるトンネルへと失踪した妻。そこには〈モグラ兵〉と称される怪しい者共が住んでいた。男は妻を探し出すことを決意するが、そこは闇の力が満ちていて……。気鋭が描く幻想怪奇長編。

感想・レビュー・書評

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  • 「粘膜人間」のインパクトが強すぎて、他の飴村作品は期待ハズレ感が...。
    失踪した妻を探すために、地下帝国に侵入したが、モグラ兵となり、妻を末路を知り地上へ戻った時に、時空のズレで過去の自分に射殺されたっていうおちで合っているのだろうか?
    粘膜人間の世界観が欲しかった。

  •  三つくらいのネタを強引に力業で継ぎ接ぎしたような作品。細かい描写や背景が緻密に書き込まれていて部分部分は読ませるのだけれど、読み終わってみれば、一体何を表現したかったの?そして何を読者に伝えたかったの?

  • この独特な雰囲気は作者でなければ出せはしない。

  • 途中で断念・・・。
    最初は不穏な雰囲気があふれていてかなり期待感が膨らんだけど、途中から一気に読みづらくなってしまってやめた。うーん、ここ数年の作品は自分の好みから離れてしまったので、もう追いかけるのはやめようかな。

  • 独特な世界観は健在。後半以降は設定の説明で終わってしまったのが残念。

  • 途中から失速感があり。
    「粘膜シリーズ」のようなエログロナンセンスが読みたい。

  • 粘膜シリーズのような奇想天外な内容を期待したのだが、これは完全に裏切られた。時代背景が違うし、ジャンルもかなり変わっている。妙に丁寧で綿密な表現など、作風は共通している面は勿論あるのだけれど。
    新しいジャンルへの挑戦ということなのだろうけれど、かなりつかみどころのない作品だと思う。正直、プロットの面白さはないけれど、独特な表現と発想の豊かさは堪能できると思う。

  • えっ終わりって感じ。

  • X県山間の町には謎の洞窟がある。町に引っ越してきた男は、地元の女性と知り合い結婚するが、ある日、妻は「トンネルにまいります」と書き置いて失踪する。怪奇幻想小説。

    途中で読むのが苦痛になり、最後は流し読み。エロ、グロ、ナンセンス満載、パワーで押し切るのが飴村作品の魅力なのにそれが微塵も感じられなかった。数年前に本人が予告した長編「粘膜乙女」に期待する。
    (D)

  • ん~~、ちょっと難しかったww

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著者プロフィール

飴村行 1969年、福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞。デビュー第2作『粘膜蜥蜴』で第63回日本推理作家協会賞を受賞。特異な作品世界で注目を集める。著書に『粘膜兄弟』『粘膜戦士』『路地裏のヒミコ』『粘膜黙示録』『ジムグリ』など。

「2018年 『粘膜探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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