- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087716948
感想・レビュー・書評
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学校司書も公立では掛け持ちが多いので、司書目線で読むとうらやましいことも。
私も夏休み前や読書週間中はオススメコーナーを作って、そこから借りられるとうれしかったことを思い出しました。感想は聞かないし、聞かれるのも苦手ですが。
今は大人になったので、「周りなんて気にしないで」生きることが可能ですが、小学校から高校まで、話や行動を合わせたり、誰かの機嫌を取ったり、「空気を読む」ことが要求されるのは苦しいと思います。
給食の頃はともかく、お弁当になると食べる相手がいることが大切で、コロナ禍の黙食は、かえって良かった面もあるようです。
司書さんが「しおり先生」とひらがなの訳、2話目だけ「しおり先生」でなく「塚本詩織先生」だった訳が最後でわかってグッときました。
名前の悩みや母子関係の悩みもあり、それぞれの気持ちの変化もよかった。
中高生におすすめ。
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悩みをかかえながら生きる子たちの物語
暗いお話だけど、登場人物が錯綜してて面白い -
三崎さんの話、感動した。よかった。
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学校図書館司書さんとの出会いから面白い本に出会えた事が楽しかったと昨年を振り返った私。
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2023/01/26
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2023/01/27
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2023/01/27
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あなたは自分を嫌いだと思ったことはありますか?
きっと誰にだってあると思います。
この世界からいなくなってしまいたい
そんな気持ちになったことのある人
何が正解かも分からない
そんな風に考えたことがある人。
どうかそんな人に読んでほしい。
図書室は、きっとその答えを教えてくれる。
最後まで読むと話が繋がってきて、とても面白い!
スラスラと読めてしまう本! -
子どもの頃から私は本が大好きでした。
身体もわりと弱かったので保健室に良く行っていましたが、同じくらい図書室にもよく通いました。図書室がなければ私にとっての学校はとてもつまらないものでした。本があったからこそ、私がいます。 -
同調圧力って怖いなって、改めて思った。
苦しくなる描写もあったけれど、いい作品だった。 -
女子中学生を主人公にした連続短編集。
全てのお話に繋がりがあって読みやすく、友達関係や恋愛、学校での居場所に悩む主人公達の気持ちに心が痛みながら、救いを求めるように読み進めた。
私もかつて灰色の青春を過ごした1人。
教室に居場所を見つけられない苦しさや、呼吸できなくなるような感覚、トイレで食べるお弁当の味は私もよく知ってる。
助けてと言えない気持ちもすごく分かる。
そんな青春時代にこの本に出会いたかった。