僕たちはどう生きるか 言葉と思考のエコロジカルな転回

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 381
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087717570

感想・レビュー・書評

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  • 森田さんの思考の流れが心地よく感じられる。
    完結がない問いにどう向き合い進むのか?
    優しく語りかけてくれる。

  • メルカリ売却

  • 常識や意識のあり方を見つめ直し、変容するように示唆する本。
    コロナ禍が始まった2020の春から始まる日記スタイルで書かれているドキュメント。
    難解な言い回しも多く、一読では理解し難い。
    心に残ったのは以下
    ・環境破壊の最たる原因は農業。不耕起の道へ。
    ・教室で人間の話を聴くという特殊な設定の教育を解放していく必要がある
    ・ウイルスから気候まで人間以外のあらゆるスケールの他者を思い描きいたわる
    ・強い主体から弱い主体へ
    ・未熟でも始める
    先が見通しにくいこの時代に生きる皆さんにオススメです。

  • 不思議な一冊だ。パンデミック下で執筆された日記であり、地球環境の限界に目を向けながら、エコロジカルな自覚を言語化していく。それでいて朗らかな育児日記でもある。子供や昆虫や土が教えてくれること。僕たちは広い世界の狭い世界に生きていることを教えてくれる。

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著者プロフィール

森田 真生(もりた・まさお):1985年生まれ。独立研究者。京都を拠点に研究・執筆の傍ら、ライブ活動を行っている。著書に『数学する身体』で小林秀雄賞受賞、『計算する生命』で第10回 河合隼雄学芸賞 受賞、ほかに『偶然の散歩』『僕たちはどう生きるのか』『数学の贈り物』『アリになった数学者』『数学する人生』などがある。

「2024年 『センス・オブ・ワンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森田真生の作品

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