- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087731835
感想・レビュー・書評
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家内が図書館で見つけ借りてきてくれました。
ヘリオット先生ものは、一つが数ページの短編です。何冊かの時間軸にそった種本が有って、それをテーマ別に編集し直した本(例えば犬の話だけ抜き出した「犬物語」など)が有ります。これもそちらと期待してなかったのですが、あにはからんや、種本のほうで、しかも未読でした。
最初の「奮戦記」の中で愛妻・ヘレンさんと出会い、この本では子供達がすでに小学生になっています。これより先の時代のものを見たことはありませんし、恐らくこれが最後の種本かと思います。
内容は・・・いつものヘリオット先生なのですが、もう一つ乗り切れませんでした。なんだか奮戦記の時の若々しさも感じられないし、なんだか大人しい感じです。描かれる主人公も、著者自身も年をとったせいでしょうか、やや疲れのようなものが感じられてしまいます。期待しすぎたせいでしょうか。
とはいえ流石ヘリオット先生。何時読んでもほっとさせられる物語です。
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7月新着
"ヘリオット先生"シリーズのうち、本学英語読本に入っている『ヘリオット先生奮戦記If Only They Could Talk』の続編にあたる。『奮戦記』では新米医者だったヘリオット先生も今やベテラン、子どももいる。時代的にはまだ1950年代で、著者がインタビューで語ったように「なにもかもがみんなおかしなことばかりだったんです」。このユニークなシリーズは広く愛され、テレビシリーズにもなりました。 -
ヘリオット先生のもとにやって来た、二人の獣医師ジョン、そしてカラム。優秀であっという間に農夫たちの信頼を勝ち得てしまう。ヘリオット先生は影が薄くなる。どこか頼りないドクターはいつも真摯に患者と向き合い、飼い主の心に寄り添う。仕事は忙しく、まったなしで、時に報われないこともあるが、ヘリオット先生を心底信頼して
礼を尽くしてくれる優しい人も中にはいて、先生は癒されるのでした。 -
獣医さんの本はいつも面白い。
動物が大好きなのに、どうして獣医さん目指さなかったんだろう。
うまれかわったら、絶対獣医さんになりたい!
そして、このような面白い本を書いてみたいな。 -
手持ちの「ヘリオット先生」シリーズはこれで読了。ちびちび読んで楽しかった。舞台がノースヨークシャーで、あの「嵐が丘」と一緒だということに今回初めて気がついた。同じようにヒースの茂る丘が出てきてもここまで印象が違うなんて!
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イギリスに住みたいんです。
自然と共生して生きたいんです。
中高生の私を育てた、温かい獣医さんのお話。 -
ドクター・ヘリオットのお話はいつも楽しい
ドクター・ヘリオットは獣医さんで
それにまつわる動物、人間のお話
お話に登場する生きものたちに愛情が込められてて
心がほっとします -
動物好きにはたまらない一冊。
だれでも一度はこういう暮らしに憧れるんじゃないかなー