- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087733495
感想・レビュー・書評
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個人的な「それ以前」と「それ以降」では、物の見方が幾分変わったし、学ぶことも多かった。
今、ちょっと節目にいるので響いた一冊でした。
ジョン・レノンも、ダコタ・アパートの正面で射殺される前にこう書いている、と。
「人生とは、ほかの計画をたてるのに忙殺されているあいだに起こっていること」
目的地ではなく、道中を楽しみ、心して今の風景をながめるようにする。スマホの電源を少し切ってみる、目の前のものを見る。
響く言葉がいくつかありますが、心に残ったもの。
わずかな時間を味わいつくそう
それはすぐに消えてしまうから
がらくたも宝石も
いまと同じに見えることは二度とない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コラムニストとして知られる著者アナ・クィンドレンは、ニューヨークタイムズに連載したコラムでピューリッツアー賞を受賞している。60ページほどのコンパクトな本ながら、心に残る言葉で綴られていた。「本物の人生」を生きることをアナは呼びかける。「目的地ではなく道中を楽しむこと、そして人生には予行演習はなく、毎日が本番」との言葉に、立ち止まり読み返した。「人生と仕事。このふたつを決して混同しないでください」と、語るアナの言葉を心に刻みたいと思った。
訳者の相原真理子さんは、『検屍官』のパトリシア・コーンウォールの翻訳で有名だが、本書でも丁寧な仕事をしていて、この本の由来をあとがきで語っている。 -
仕事が忙しい時に読んで涙が流れた本です。この本は仕事!仕事!の私の人生を変えた1冊です。人の幸せはそれぞれだけど人間の基本的な幸せを思い出させてくれます。何かあったときには読み返しています。
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こんなに大切な本はない。ちっちゃくてすぐ読めちゃうけど、こころが晴れやかになるラストページ。美しいモノクロ写真で、世界の美しさをおしえられました。
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短いほんの5分で読める本だけど、人生観がかわるほど感動した。
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好きな本です!!この本は、著者が大学の卒業式に読むはずの原稿でした。結局は読まれることは無かったのですが、E-mailで次から次へと読まれ本になったいきさつが有ります。所々に入ったモノトーンのベンチに座る老夫婦や、砂浜にちょこんと座って遠く海を見る赤ちゃんの写真など、どこか懐かしくて、文字通り、小さな幸せを感じます。忙しい中、ふと、立ち止まらせてくれる優しい本です!!!
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心に響く言葉に出会えました。
今のこの一瞬もきちんと生きてきたいと思えた一冊。
言葉に添えられた写真も素敵。 -
「自分のためだけだはない人生を生きてください。」
素敵な言葉がたくさんつまっていて、とってもhappyで、あったかい気持ちになります。 -
母を亡くした事で見えてくる 命の尊さ 自分の人生もやがて終わるのだという想い。
沢山の素晴らしい言葉がちりばめられている本でした。