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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087743265
感想・レビュー・書評
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非日常的な世界の救命センター。
いつ自分や家族や友人が関わるか分からない世界。
「死」と隣り合わせの世界とは、どのようなものか…
医者から見た世界を感情的に熱く語るのではなく
そこか遠くから見つめているような…
自身が働く急病センターと重ねながら
現在の救急病院の現状を考えさせられる本です。 -
救急救命の実際のほんの一部なのでしょうが、ドラマで描かれている感動の瞬間ばかりではない現実を垣間見た気がしました。
止まった心臓を再び動かすことは難しいことじゃない。
この言葉の本当の意味、重さを考えさせられました。
心臓が動く=『いきる』 なのかどうか。
最新技術の生み出した現代医療の中で、殺さないことは簡単でも、生かすことは簡単になったのだろうか。
心臓の鼓動を復活させたことで、植物状態を余儀なくされた患者に対して、
それが最善の方法だった、と心に一点の迷いもなく言うことができるのだろうか。
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