スペインうやむや日記

著者 : 堀越千秋

• 集英社 (1998年6月26日発売)

作品紹介・あらすじ

海を渡って20余年、謎のフラメンコ歌手にして、欧州各地で個展をこなす心正しき画家・堀越千秋がそっと明かす、これぞスペインの精髄!挿画満載。

感想・レビュー・書評

[ラクレットさんの感想 · 2022年3月16日]

スペイン在住四半世紀。フラメンコのカンテ（唄）に魅せられ、自らも唄い手となった画家が、アンダルシアのヒターノ（ジプシー）たちとの交流や、マドリードの夜の闇から見つめる本当のスペインの姿。真の国際人にして自由人たる、われらがホリコシ画伯が西洋コンプレックスの日本を笑い飛ばす、辛口の傑作エッセイ。「おフランス」ではない、正真正銘のヨーロッパを知るための必読の書。
（1998年）

[meggyさんの感想 · 2007年1月5日]

2007/1/2

[あさ太郎(・∀・)ノさんの感想 · 2006年1月29日]

「うやむや」とありますが、決してうやむやでは、ありません。スペインの空気を感じて下さい。

著者プロフィール

画家。１９４８年東京都・駒込千駄木町生まれ。１９７６年東京藝術大学・大学院（油画）終了後、スペイン政府給費留学生として渡西、現在に至る。世界各地で個展を開催。壁画、彫刻、装丁、挿絵、舞台芸術、陶芸、映像など多岐に制作。カンテ（フラメンコの唄）の名手でもある。

「2008年 『赤土色のスペイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」