水滸伝 14 爪牙の章

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087747119

感想・レビュー・書評

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  • 前半はスピンオフ編みたいな内容。扈三娘と王英、孫二娘と裴宣の恋バナ、宋江の悩み、飛脚網を仕切る張横と息子の張平の話など、束の間のホッコリ話が続く。

    後半は、官軍からの本格的な攻勢が始まり、梁山泊全体でギリギリの闘いを強いられることになるヒリヒリした展開へ。

    あらすじは、双頭山を襲うと見せかけた北京名大府の軍が飛竜軍を襲う青蓮寺の手助けをし、扈三娘が活躍する。

    宋江に久しぶりにスポットがあたり、たった一人の頭領になった悩みを盧俊義に打ち明けるなど心の葛藤をする。

    双頭山から1年が経った頃、官軍は総力20万で梁山泊に攻め込む。双頭山、二竜山、流花寨がそれぞれ対応にあたる。対する梁山泊は4万。苦しく、先の見えない闘いが始まった。

  • 序盤は恋愛ものかと思うドキドキ。
    終盤にかけて激戦が始まった。
    勝てる気がしないほどの量で攻める宋。

  • 図書館で借りた。

  • 108人目の主要人物、張清登場の帯書き、戦いはより熾烈に。

  • 遂にラジオの放送を追い越してしまった。
    だんだん宋という国家が本気になってきた!

  • いよいよ全面戦争へ向けていくのかなというところ。

  • 14巻読了

    暗殺者樊瑞がいい働きをしていたが、袁明の部下、洪清の体術の前に敗れ戦死。
    そして、梁山泊軍の前に20万の大軍が押し包む。
    このまま、最終章まで戦いに暮れるのか・・

  • 樊瑞が死んでしまった。雰囲気のある良いキャラだったのに。
    侯健はちゃんと味方だったんだな~
    一瞬裏切ったのかと思った。

    凌振と魏定国の掛け合いは傑作だった。

    続きがめちゃくちゃ気になる!!

  • いよいよ宋軍 20万の総攻撃が始まり各地で激戦が続く。4万までに大きくなった梁山泊。しかし圧倒的な大軍に押され続け 危うし梁山泊。

  • 読了。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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