- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087747997
感想・レビュー・書評
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<font color="999999">大人になるほど色々なことができるようになるけれど、それを上手くできる人になれるかは、また別だ。リンゴの皮がむけるようになると同時に、リンゴの皮をむくのがヘタな人にもなってしまう。</font><br><br>PMSかぁ知らなかったなぁ。でも病気じゃないもんね。それがキツイ所だ。でも自分に限らず周りにも理解はあった方が良い。私にはこれと言った症状がないので疎い話だが、年を重ねるに連れホルモンのバランスも変わるかもしれない。それに症状がない分、何処かでメンタルに掛かってるかも。イライラしてすぐ欝に入る危ない時結構あるから。でも”性”にあまり振り回されたくはないなぁと思った。小学校時のエピソードを挟みながら進むのがいい。生まれる前から女なのか。女っていう生き物なんだよ多分。(20060629)
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2006年6月19日(月)、読了。
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PMS(月経前症候群)の小説。男性に読んでほしいと思う。この作家はすごく女性を手に取るように、わかりやすく書く人なので。
前作「漢方小説」同様どこか具合の悪い女性が主人公。2作連続似たようなタイプの主人公なので、もう少し違うタイプの人間を描いてほしい。さらさら読めるのは文章が上手いゆえなのだけどもう少し光る表現、ありがちな言葉のいいまわし、それをしてほしいな、と思う。内容も薄く感じたので辛口評価で。テーマはすごくよいのだけれど。。今度は健康な主人公の話が読みたいです。 -
この作家の物語は、とてもテレビ的。その展開の早さとか、軽さが、そう思わせます。この方、元(今も?)シナリオライターなのだから、その土壌があるからなのでしょうが。。。
さて、この作家の本を読むのは2冊目なのですが、今回はPMSがテーマ。実はこの本ではじめてPMSという言葉を知りました。最近は何でも名前つけるのが好きだよねぇ。
女性の身体の妙が、この人の書きたいものなのでしょうか?
その割りに、軽く流しすぎな気もしますが、だからこそサラリと読みやすいのでしょうね。こんな話重く書かれたら、鬱々してしまいますからね。 -
私も悩まされているPMSのお話。こういう形で世間にもっと認識してもらえるようになったら、うれしい。
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漢方小説もよかったし、これもなかなか良い。PMSという病気を初めて知った。少し胸にしみて、共感もでき、読んだあと何とも言えない小説。好き。
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ナニがくるのかと思ったら。
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表紙の少女のだるそうな表情に目がいき、「そろそろくると言ったら、あれだよなー」なんて思いながら手に取ったら、本当にあれでした。
主人公の秀子が、PMSに逃げないで、改善して戦ってゆくところがよいと思った。基樹やニンニンの旦那さんのように、理解してくれる男子がたくさんいればいいと思う。
中高男子は読むといいね。