彼方への日々

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087751802

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  • 愛されること。
    愛すること。
    どちらが幸せなのか、考えさせられた。

    私が主人公でも、愛することを選ぶかもしれない。
    例え相手には愛されないと、わかっていても・・・。

  • 読了。 遠い記憶 海に眠る蝶 箱の中の人魚 そのドアの向こう側 エピローグ

  • 主人公の女性が痛々しい・・・。
    13歳の時、バイクの事故で兄をなくし、自身も足に大きな傷跡を負った彼女。
    そしてその事故が元で母親との間にわだかまりが生まれ、いつしかそれが大きな溝となってしまう。
    そんな彼女は水の中が最も落ち着けると言う。

    彼女は造形作家の男性から作品の人魚のモデルになってほしいと頼まれ、やがて彼に恋しますが、正に彼女は人魚のような女性だと思いました。
    人に頼る事や甘える事が下手で、心にも体にも傷を負っている。
    だから陸にいるとしんどい。
    そんな彼女をひたすら愛する男性と彼女を愛しながらも自分のやり方を一切変えない男。
    彼女が選んだのは-。

    恋愛小説は好きじゃないけど、この話はスッと入ってきました。
    とても読みやすく、内容の割にはサラッとしていてさわやかな読後感でした。

  • 大学時代から好意をよせる男性と
    彫刻をなりわいとする魅力的な男性

    大学のしりあいからプロポーズされ
    こころは彫刻家にひかれる

    24歳という年齢だからこそ
    決断し選べるのか

    あっしーくんとかめっしーくんとかいう言葉で
    男性が呼ばれていたころを思いだし、
    女性にも葛藤はあったのかな・・・
    と思いました。

  • 2006.10

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