オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

著者 :
  • 集英社
4.04
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本棚登録 : 1210
感想 : 197
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087754001

作品紹介・あらすじ

堀田家に春がきた。勘一のひ孫たちも大きくなり、中学3年の花陽は受験生、夢に向かって猛勉強中。研人は中学校に入学、大好きな音楽の練習に打ち込む毎日だ。いつもながらの目まぐるしい日々の中、一家にとって大切な人の体調が思わしくないことが分かり…。

感想・レビュー・書評

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  • 子供たちの成長が著しく堀田家は益々にぎやかになっていきます。様々な出来事が起こりますが万事良いように解決していくところがまさにホームドラマという感じで面白いかったです。

  • 相変わらず些事諸問題が次から次へと…今シリーズでは、勘一さんの妹・淑子さんの訃報もありましたが、その悲しさも癒すハッピーなことが立て続けで、やっぱりLOVEだねぇ♡ですね。

  • 盛り沢山。
    研人くん大人で感心しちゃいました。私も亜美さん同様、ボーイズラブを疑ってしまったけど、まさか東京バンドワゴンでそれは無いだろうと。
    「歩かなきゃ、動かなきゃ駄目です。
    そうしていけばきっといつか、傷は癒えるものです」
    強く心に残りました。

  • 今回も盛りだくさんな一冊だった。
    やっぱり一番はオブ・ラ・ディオブ・ラ・ダ。
    藤島さんの十年前の出来事について、勘一が「失ったものをいつまでも抱えてちゃあ荷物になって重くて歩けなくなっちまう。忘れなきゃならねぇんだ…」と喪の仕事の話をしているシーンにジ~ンときた。
    はるの変化にはかなり驚いた!まさか大女優が、引退したとはいってもね〜。
    先々代の達吉さんの話このあとないかな〜。絶対に面白い決定w

  • 永遠に続く感じかな。ていうかそうあってほしい。この小説が終わる前に僕の命の方が早くあれ!
    それぐらい終わってほしくない感じです。

  • 朝食がいつもうまそうだ。この店に紛れ込むと抜け出さない。先に進むとしましょう。

  • シリーズ第6段、だと思う。

    話自体は安定しているのだが、もう少し早めにやってもよかったのではないかと思うのが二つほど。

    続けば続くほど、終わらせにくくなっていってるのが少し心配である。

  • 堀田家ヒストリー、6冊目。
    一応「日常の謎」らしきミステリ部分はあるものの
    だんだんどうでもよくなってきた(笑)
    普通の小説感覚で読んでますなぁ。

    今回は研人君の友だちとの喧嘩?問題や
    青の映画出演と
    それにともなうバンドワゴンのロケ問題
    我南人と後輩の間の曲の盗作問題など
    あいかわらず何やかやと持ち上がる一年です。

    そして、きちんと時を重ねているからこそ
    新しく登場する人物も、退場する人物もいるのね。

  • 今さらながらシリーズ6弾を読了。一言、やっぱり最高。相当久しぶりに読んだ(買ったのも相当前)けど、たぶん一生読めるシリーズ。絶対読む。

    春:研人の友情
    夏:映画撮影と風一郎の曲
    秋:岩手の幸子さん
    冬:別れと出会い

    表題作の冬物語は絶品。
    別れと出会い、そして人生はまだまだ続く。
    オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ
    ライフゴズオーン。

  • LOVEだねぇ。ほんとに。それは無理のある設定では…事件が飛び込んで来過ぎでは…と思うし、そんな善人になれる?とも思うんだけど、LOVEだねぇ、と言われたら「そうですね」って思えるほどにはこのシリーズも読み進めてきたんだなぁ。おめでたい事も悲しい事も諸々全部包み込ん東京バンドワゴン。藤島さんの過去も少しは晴れそうで良かった。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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