オヤジとわたし 田中角栄との23年

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 19
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087800944

感想・レビュー・書評

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  • 個の田中角栄が見れた
    他のエピソード本が感動させようとしてる感があるので
    ちょっと狙って書いてるなと思ったりもするが
    この本は自然で正直、田中角栄という個人が好きになった
    なんと素朴で勤勉、愛らしい人なんだろう
    近くにいたら、この人が頑張るなら一緒に頑張ろうと思うのは仕方ない

    著者が秘書で元東京タイムスでスクープを書いたことは知っていた
    しかし、北海道出身でサヨク出身(自分で書いてた)
    しかも、元共産党員
    この本を読んだら、ますますロッキード事件は冤罪のような気がした
    できないことをできないという角栄が
    よっしゃ、よっしゃと受けるとは思えない
    角栄のことを調べている人には一度は読んでもらいたい

  • 田中角栄という100年に一人の政治家のお人柄が見えてくる、政治に興味が持てる入門書。

  • 「末ついに 海となるべき山水も しばし木の葉の 下くぐるなり」「英雄一代:天時、地利、人和、自努力」至純。刎剄朋友。= 感動語

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著者プロフィール

早坂 茂三(ハヤサカ シゲゾウ)
政治評論家
1930年北海道函館市生まれ。1955年早稲田大学政治経済学部卒業後、東京タイムズ社に入社。政治部記者時代に田中角栄氏と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名をはせた。「日本列島改造論」の名づけ親でもある。田中氏の病気療養を境にフリーとなり、政治評論家として活躍。『オヤジと私』を皮切りに、『田中角栄回想録』『政治家 田中角栄』『駕籠に乗る人担ぐ人――自民党裏面史に学ぶ』『宰相の器』『鈍牛にも角がある』『意志あれば道あり』(以上、集英社文庫)など多数の著作を出版する。2004年、肺がんのため逝去。

「2016年 『田中角栄と河井継之助、山本五十六』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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