- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087802511
感想・レビュー・書評
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小泉純一郎元首相が、橋本内閣で厚生大臣を努めていた時に、本人の著で書かれた本。小泉氏の著作は、そもそも数が少なく貴重である。この当時から、政治家としての役割については覚悟をもっている侍のようなら人物であることが伺える。
既に、この当時から郵政3事業の民営化を声高に唱えていたことが本書でも端々に現れている。本書が出版されたのが97年であることを考えると、既にそれから14年が経過しているにも関わらず、郵政をはじめ、年金や少子化問題などの当時に問題提起されていたものがほとんど未解決であるということにむなしさすら覚える。
また、本書で貴重なのはテリー伊藤との対談である。女性関係についてテリーが切り込んでいくのに対して、するりとかわしているものの、そういうことが小泉氏の口から話題として語られていること自体が貴重である。また、オリックスの故仰木監督との対談もある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小泉純一郎元首相が、橋本内閣で厚生大臣を努めていた時に、本人の著で書かれた本。小泉氏の著作は、そもそも数が少なく貴重である。この当時から、政治家としての役割については覚悟をもっている侍のようなら人物であることが伺える。<br /><br />既に、この当時から郵政3事業の民営化を声高に唱えていたことが本書でも端々に現れている。本書が出版されたのが97年であることを考えると、既にそれから14年が経過しているにも関わらず、郵政をはじめ、年金や少子化問題などの当時に問題提起されていたものがほとんど未解決であるということにむなしさすら覚える。<br /><br />また、本書で貴重なのはテリー伊藤との対談である。女性関係についてテリーが切り込んでいくのに対して、するりとかわしているものの、そういうことが小泉氏の口から話題として語られていること自体が貴重である。また、オリックスの故仰木監督との対談もある。