- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087807479
作品紹介・あらすじ
親友の響子に「自分が死んだらこの手紙を投函してほしい」と託された詩穂。響子の死を知った詩穂は手紙を開封し、響子の過去にまつわる事件に巻き込まれてゆく…。ベストセラー作家初の単行本。
感想・レビュー・書評
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少し前に読んだが辻堂さんの本からの影響か、ハートフルの部分を強く感じた。でも、物語中盤当たりで、目に見えない犯人?には自分も恐怖を感じた。あの犯人、日常にあったら絶対に怖い。
詩穂の店、手紙に関する商品を中心にした雑貨屋『おたより庵』、一度行ってみたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふんわりした話かと思いきや…!!
手紙の力の凄さを改めて感じた。
私も、手紙が好きで、ちゃんと伝えたい気持ちは手紙に書いて送ったりする。
おたより庵が近くにあったらほんまに行きたい。
出てくる人物もみんな好きやった。
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優しい物語かと思ったら立派なサスペンスだったΣ(゚д゚;)
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ミステリーとは思わず読み進めたので、少し意外な展開に驚いた。
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帯に、ハートフル・ミステリーと書いてあったけれど、ほのぼの系を予想していたら、思ったよりミステリー感が強くてドキドキしました。
城山さんと息子さんのエピソードはうるうるしてしまいました。
加島が意外といい人だったので、ちょっとホッとしました。
詩穂と城山さんのその後が気になるので、続編に期待します。 -
図書館で借りたもの。
「自分が死んだらこの手紙を投函してほしい」と親友の響子に託された詩穂。やがて死を知った詩穂は手紙を開封し、彼女の過去にまつわる事件に巻き込まれてゆく…。心に響くハートフル・ミステリー。
中盤からミステリー要素出てきて、続きが気になる感じで一気読み。
親から子へ、名前だけの手紙が書く良かった。 -
お手紙専門の雑貨屋さんというしっとりと静かな空間と自殺、怪文書、ストーカー、暴力、警察の影がチラチラする緊張感がとても良かったです。引き込まれました。
お手紙屋のオーナーの詩穂をめぐる恋も少しあり、ミステリーとしてはツッコミどころがありそうだけど、文具好きの心に響くストーリーでした。 -
手紙を書きたくなりました。
物語の先が気になり、どんどん読み進めてしまいました。意外とサスペンス要素が強かったです。 -
ミステリーという意味では賛否分かれるところかもしれないけれど、詩穂さんと城山さん、夕佳さんに郵便屋さんと、『お便り庵』に関わる人たちがみんな味があってあったかくって素敵でした。
城山さんと息子さんの話、母娘の話が好きだったかな。
近くに『お便り庵』みたいなお店があるとよいのにな・・・