箱根奪取 東海大・スピード世代 結実のとき

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087808865

作品紹介・あらすじ

2019年1月3日-。

往路2位から復路8区の大逆転劇で
みごと箱根駅伝初優勝を飾った東海大学。

その“栄光"にいたる道程にあった
苦難や葛藤、 当日のレース模様などを
監督、コーチ、選手たちの証言を交えて
鮮やかに描き出す。

そして、「黄金世代」と呼ばれて輝きを放ってきた
現4年生たちが迎える学生最後のシーズン。
彼らはどのような決意で箱根連覇に挑むのか。

出雲・全日本も含む3冠獲得を目指し、
東海大学の「黄金世代」が
駅伝シーズンに向け、再び走り出す 。

感想・レビュー・書評

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  • 今年の2月に佐藤俊さんの『箱根0区を駆ける者たち』を読みました。
    そのときの私のレビューの一部↓

    〈そして今言えるのは、
    「間違いなく続編がでるでしょう。今年の結果を見て」。
    その刊行が楽しみでたまらないし、
    また来年の箱根も、10か月以上先なのに
    考えると胸がきゅんとするほど。

    問題はどの時点で本を出版するか、ですね。
    また12月なんかに出されたら
    図書館を待てなくて買ってしまうでしょう。
    参考までに。〉

    さて、このたび、とっても素晴らしい本をつくってくださって、ありがとうございます!

    私たちにとって箱根駅伝はほんの二日ですが、
    関係者の皆さんにとっては一年のすべてが
    箱根駅伝なのでしょう。

    今回の出雲駅伝は國學院大學の優勝でしたが
    皆さんの本当の想いは箱根。

    これから予選会といろいろな駅伝。
    たのしみつつ。
    令和さいしょの箱根で東海大学が優勝すること
    心の底から願っています。

  • 箱根駅伝優勝までの軌跡。
    連覇は難しいな。
    箱根に特化した戦略をたてているのかもしれないが、やはり青学は凄いな。

  • 選手に変装して一緒に暮らしてるんじゃないかと思うほどの取材力。これを読むと箱根駅伝は東海を応援したくなっても仕方ない。全日本を勝ったことでますます期待が高まる。やっぱり黄金世代の活躍が見たい。

  • 2019年箱根駅伝初優勝の東海大。
    強豪高校のエースが集まり黄金世代と呼ばれながらもう3年生。優勝候補とされながら5位に終わった前年度からの1年間を追った力作。

    エース級の選手の他、努力を続けレギュラーを掴む選手、かたや怪我のため出場できない。監督、コーチと選手の確執などを乗り越えての栄光。

    極限まで自分たちを追い込むトレーニング。ケガするかのギリギリのライン。華やかに見える箱根ランナーは1年中ケガとコンディショニングとの戦いである。

    筆者には2018年の5位に終わった東海大を追った「箱根0区」という作品もありこちらも面白い。

    2018年全日本大学駅伝で東海大は優勝。2019年の箱根連覇へ期待が高まる。

    監督、コーチや裏方も含めたドラマ。エントリーから始まる駆け引きなど箱根駅伝の裏に迫る力作です。

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著者プロフィール

さとう・しゅん……1963年、北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、出版社を経て ’93年、フリ-ランスとして独立。サッカー、陸上競技を中心に幅広いスポーツシーンを取材し、『Number』をはじめとする雑誌、新聞、『web Sportiva』等のWEBメディアに寄稿。おもな著書に『中村俊輔 リ・スタ-ト』『稲本潤一 1979-2002』(ともに文藝春秋)、『宮本恒靖 主将戦記』『高原直泰 ゴ-ルゲ-ト』(ともに小学館)、『サッカ-ライタ-になりたい』(ぴあ)など。

「2017年 『駅伝王者青学 光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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