- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087814750
感想・レビュー・書評
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オサレ雑誌(本人曰く)SPUR連載ということでノーマークだった,ミチカ姐さんのアカデミー賞レッドカーペットのファッションチェック。映画秘宝系読者にはスルーされがちだが、中野翠とマブダチということでこの人のことは知ってはいた。こんな面白そうな本が去年出ていたのか!
今年のアカデミー賞受賞式には町山智浩さんも潜入取材するらしいが、まっちーと視点が違いすぎてクラクラする。面白かったけどね。映画秘宝読書欄ではディスられていることも珍しくないのだが、本を読んでみたら文章も絵も上手くていいじゃん! 現物を当たってみないと分からんのだな、と痛感。中野翠さんもガールズトーク(ある年の受賞式実況に参加する女性陣のひとり)に参加。昔中野翠さんの友人というと、コラムによく登場するのは林真理子さんが多かったのだが、近年は石川三千花さんと組むことが多い。何があった?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
空き時間で読める。もっとドレスが観たかった。でも、肖像権とか色々あっての読み応えでした。
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あ〜楽しかった!笑った!もう少し大きい版で、字が読みやすかったら(赤のバックに小さいフォントはつらい)五つ星にしたいところ。
ミチカ姉さん久々の映画もので、帯にある通り「愛と毒舌が炸裂するオスカー・クロニクル決定版」。ミチカさんも嘆く通り、近年とみに「スター」が小粒化しているような気もするけれど、オスカーは十分見物ですねえ。「スクリーン」や「ロードショー」のオスカーの号は必ず買ってた私、そうそうこの時のこのドレス!と一人で盛り上がってしまった。
見とれるほど美しいのはやっぱり少し前のニコール・キッドマン。美貌もドレスのラインももう完璧だ。アン・ハサウェイやケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントンなどなどミチカさんも認めるかっこいい女優さんにうっとりする。
そしてこれぞオスカーの華、シェールをはじめとするトンデモ系の方々への「愛に満ちた毒舌」に何度も声を上げて笑ってしまった。お友達の中野翠さん達とのトークも笑える。なんとも楽しい一冊でした!