激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース 富山~静岡415km

  • 集英社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087815276

作品紹介・あらすじ

2012年8月に開催された日本一過酷な山岳レース。富山湾から3千m級の日本アルプスを縦断し駿河湾までを8日以内に走る。賞金など一切ないこのレースに挑む超人28名に密着した驚愕ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 最近トレランを始めた。最も過酷なレースとはどのようなものか興味があり読む。参加権を得るのも相当な技術、経験が必要、リタイア人でも1人1人にドラマがある。とてもそこまで行けないと思うが、レースではなくいつの日か同じルートをたどりたいと思う。バゲットリストを追加しておく。

    日本一過酷な山岳レース「トランス(横断) ジャパン アルプ スレース」、富山湾から日本アルプスを縦断し静岡の駿河湾まで415kmを8日以内で走るレース。2012年8月に行われたレースを書くノンフィクション。

  • 超人的なレースの記録(2012年)。選手たちの奮闘だけでなくテレビ番組の撮影側の大変さも垣間見えて興味深かった。
    日本海から太平洋へ日本アルプスを走るという壮大なコースにはロマンがあり、順位やタイムにこだわるランナーばかりではないのもいい。大会の手作り感も感じられるドキュメンタリー。

  • 2018年版がすこぶる面白かったので、急ぎ前作を読了。次作に比べると軸が強く、群像劇の側面よりドキュメント感が出ている。
    結果だけを見れば、レースとしてはまさしく『順当』。TV番組としてはともかく、一冊の本としてテンションを切らさず通すのは至難の業だったのではないだろうか。こうなったら番組も見てみたいなぁ。

  • 報告書では書ききれないエピソードが多く面白い、知ってる人にしか興味は持たれないマニアック本だと思うけど

  • TVも見たけど面白かった。DVDも買うかなぁ

  • 日本アルプス縦断するトランスジャパンアルプスレースのドキュメンタリー。
    走る人達も錚々たるドラマがあるが、撮影クルーも去年の優勝者とかそんな錚々たるメンバー。
    あるのは栄誉と自己との対話だけ。千日回峰の世界。

  • 2016年、レースのドキュメンタリーを観た。
    本書は2012年のもの。(レースは2年毎)

    幻覚・幻聴。
    タイムオーバーでレース終了後もひとり完走した走者。
    撮影スタッフも含め、負傷者が出なくて本当に良かった。

    自分には何がどうひっくり返っても、この人達と同じことはできるはずもないが、一度きりの人生を、かくも濃厚に生きる人々の姿がひたすら眩しい。

  • 日本海側を出発して太平洋岸へ向かう日本アルプス縦断レースに挑む人々のドキュメント。普通のサラリーマンなんてとんでもない!超人(超変人)!人間の限界に挑む人々。幻聴幻覚怪我嘔吐に襲われながらも前へ進む。自らを追い込む姿は窺い知れない世界。

  • テレビでほんの一瞬ずつしかみれなかった選手たちのドラマや、舞台裏のスタッフの姿がたくさん知れてよかった!
    すごいものが詰まった一冊です。
    このレース、とにかくすごい、知れてよかった。

  • 一年積んだままにしていた本を、やっと読み終えた。2年に1回開催のレースで、今年のレースが終わったので、これは、いい加減読まねば、と思ったためです。
    熱い想いが伝わってきて、415kmは無理でも、また100kmに出てみたいなぁ、と思ってしまいました。

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著者プロフィール

長年「ひきこもり」をテーマに取材を続けてきたメンバーを中心とする、全国で広がる「ひきこもり死」の実態を調査・取材するプロジェクトチーム。2020年11月に放送されたNHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの家族」の制作およびドラマ「こもりびと」の取材を担当。中高年ひきこもりの実像を伝え、大きな反響を呼んだ。

「2021年 『NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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