ミツヨシ完結編 (下) (ミツヨシ完結編) (愛蔵版コミックス)

著者 : 上山徹郎

• 集英社 (2010年11月19日発売)

感想・レビュー・書評

[GAIさんの感想 · 2012年9月14日]

この完結編（下）を発売当時買いそびれて、ブクログ始めて、アマゾンで買うこととなるとはｗ

ひとまず、”完結した”とゆーのは評価に値する。
次回作も、もちろん買う。

ただこの作者、上山徹郎って、なんかが足りないと思うんだ。
画力も、コマ割りも、構図も、展開も、セリフ回しも、アクションシーンも、世界観も、雰囲気も、一級品のものを持っている。
女の子がムチムチなのは、好みが分かれるとこだとは思うがｗ
なのに、なにかが足りないと思うんだ。

なんかねぇ。
もっと読みたいんだ。
今までの作品って、小皿に上品にちょこっと極上の料理がのっている感じなんだよね。
お腹いっぱいになる前に、食事が終わっちゃう感じ。

もっと安定したメジャーな雑誌で（贅沢は言わない、月刊誌でいいよ）、定期的に連載を続けて、半年に一冊くらい新刊をだして、２０巻くらい続く作品が読みたいんだ。

上山徹郎の実力は、まだまだこんなものじゃない。

著者プロフィール

漫画家。1993年、第25回小学館新人コミック大賞児童部門(藤子不二雄賞)に「機動剣士ガンボーグＶＺ」が入選しデビュー。月刊コロコロコミックで「電人ファウスト」、代表作「ＬＡＭＰＯ」を連載。

「2021年 『上山徹郎オリジナル作品集 UnTrainedアントレインド』 で使われていた紹介文から引用しています。」