大正浪漫探偵譚文庫(1) 四十七文字 (コミックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087850581

感想・レビュー・書評

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  • 甘くゆる~くちょっと怖い大正浪漫ミステリ。ワケアリ美貌の御曹司+ぴかぴかお日さま新吾くん的色気ゼロちゃきちゃき庶民娘、という取り合わせは木原さんの超定番パターン。

  • 女好きで浮気性の伯爵様の奥様の幽霊騒動の依頼が兄のところへ来て、おきゃんな妹は女中として潜入。彼をめぐる女達の愛憎が...。そして彼女も彼を好きになってしまい、身分違いの恋だけれど...。事件簿風の大正時代を舞台にしたお話。ちょっと古めかしいものと新しい考えとが混じるこの大正ロマンたっぷりな感じや主人公と伯爵のコメディな人格が面白い。

  • とにかく女の子がかわいい。探偵物にしてはトリックの単純さが目に付くが、それをカバーしきれるほど登場人物が魅力的。大正時代の雰囲気も味わえてよかった。

  • 夫婦モノが大好きな私はこの作品のカップルが大好きです。

  • 大正浪漫探偵譚の方は、元の本が完結する前に文庫が出だして、文庫の方は完結するのか、ちょっと心配していました。
    全4巻。ちゃんと完結してよかったです。

    ずっと、「いつも、『合掌』で終わる」と思っていたのですが、最初の数話は、「合掌」なかったんですね。
    今回、読み返して、はじめて気づきました。

  • 大正時代を舞台にした探偵もの。元気もの結衣と美形の佳央里様のオシドリぶりが素敵です。

  •  やっぱりなにを読んでも木原敏江は女の子が可愛くて元気なのだ! そして男性にムリに張り合ったりしないで、ちゃんと女性として恋をする。媚びてもいないし、男性キャラもちゃんとそんな女性を恋するし、できなくても(×××だからww)愛する。絵がだんだん劣化(失礼)していっているが、まだまだ健在な一作。

  • 大正浪漫夫婦探偵物語第二弾(たしか)

  • サスペンス調ハーレクインの大正浪漫編。「水晶と天鵞絨」で使われた表情の変化による場面転換を、ここでは犯人役の人が担っている。で、どんどこ作者のレパートリーが広がっていく…。アレ?読み方変かな…私。勿論楽しめます。そこそこ。

  • 大正時代ミステリー・シリーズ。お話としては面白いんだけど、すこぉし私の求めてたものとは違うかなってことで星みっつ。火サスみたいな。どうもね、美形な旦那と元気でオッチョコチョイな奥さんって設定がね…!ちょっと食傷気味かなってことで・・

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著者プロフィール

木原敏江

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後7年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第30回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された。そのほかの作品に『どうしたのデイジー?』『エメラルドの海賊』『銀河荘なの!』『天まであがれ!』『杖と翼』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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