大正浪漫探偵譚文庫(2) 見返り美人 (コミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087852349

感想・レビュー・書評

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  • 「合掌」の文庫版、2巻目です。

    この人のマンガは、恋愛が1番上位にある価値観で、それのせいでおこる犯罪については、本当にあっさり片付けてしまっています。
    これは、木原 敏江が、物語至上主義だからなのだと思います。

    そして、その人の人格と、作品とは、別のもの。良いものは、良い。
    このきっぱりした考え方が、物語の根底に流れています。

    そんな風に、きっちりと切り分けて考えられるといいと思うのですが、凡人には、なかなかそうはいきません。

  • 四十七文字の続編。夫婦がかわいい。

  • 大正浪漫夫婦探偵物語第一弾(たぶん)

  • 「四十七文字」の続編。サスペンスハーレクインもだんだん木原カラーが出てきてついファンタジー的に。日本なのに、大正なのに(笑)!という展開が…。

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著者プロフィール

木原敏江

1948年(昭和23年)、東京生まれ。1969年「別冊マーガレット」に掲載された『こっち向いてママ!』でデビュー。77年、旧制高等学校に通うふたりの少年を描いた『摩利と新吾』を発表する。この作品は、その後7年間にわたって描き継がれ、明治末から大正、昭和と、三つの時代を舞台に展開する一大大河ロマンに結実した。84年『桜の森の桜の闇』『とりかえばや異聞』の発表で始まった連作「夢の碑」シリーズも、97年まで執筆が続いた大作。85年、同シリーズにより第30回小学館漫画賞を受賞。『アンジェリク』『大江山花伝』『紫子―ゆかりこ―』は宝塚歌劇団で舞台化された。そのほかの作品に『どうしたのデイジー?』『エメラルドの海賊』『銀河荘なの!』『天まであがれ!』『杖と翼』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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