部下を育てる「ものの言い方」 人を変える組織を変えるリーダー必須の技術

著者 :
  • 集英社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087860078

作品紹介・あらすじ

上司としてしっかりとした考え方、方向性を持って話してますか?能力を最大に引き出す「上司の言い方」実例123。

感想・レビュー・書評

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  • 思いは「イイ上司」でも、
    言い方次第で「ダメダメ上司」になることがある。
    自分自身の部下に対する言動を振り返るいい機会になった。

    以下、内容の抜粋。

    ・部下が上司に求めること
     - 自分の存在を認めてほしい
     - "上司ならでは"のアドバイスがほしい
     
    ・「ダメダメ上司」は、部下のやる気を削ぐ
     - 受け流し型(大した問題じゃないでしょ?)
     - 突き放し型(イラッ、君ダメだ!)
     - 追い込み型(なぜ?なぜ?)

    ・「ダメ上司」は、部下を尊重するが教え下手
     - 非論理型(あいまい、根拠なし)
     - 人任せ&いい加減主義型(ポリシーなし)
     - 慎重&臆病型(モメるのは避けたい)

    ・「イイ上司」のものの言い方のキーワード
     - 部下のことを認めていることを伝える
     - 自分の思いを自分の言葉で語る
     - 「何のために」を常に意識させる
     - 多面的に捉えるヒントを与える
     - たくさん考えさせる
     
    ・その他印象的だったこと
     - 水を買う時代が来たように、対話の場を敢えて設ける時代
     - 結果ではなくプロセスと貢献を褒める
     - やり方ではなくその考え方を叱る
     - 指示と意見をはっきりわける(部下は全部指示に感じる)
     - 堂々巡り中の部下の発言は本音と違う場合がある
      →一々反応すると余計迷路に迷い込むことがある
     - 上司→部下より部下→上司の方が"遠い距離"を感じる

  • 部下を育てるには「言い方」=「伝え方」が大事である。
    部下の立場ではわかっていても、上司の立場に変わると気配りが欠けやすい。

    事例を上げながら、わかりやすく書かれた一冊でした。

  • 部下を育てるために、どんな言い方ならモチベーションを伸ばすことが出来るかについて書かれた本。

    普段職場で思い悩むことが多いのが、多くの人にとって人間関係だろうし上司との関係だと思う。この本を読んでいると確かにうちの上司もこんな言い方するなと感じることが多い。
    しかしながら自分もそうなる可能性があるんだなと思いながら読むと、気を付けなければならないことがたくさんある。

    この本に出てくる言い方をすべては実践できなくとも、周りの人に少しでも気を使いながら働いていけばもっと職場を楽しく変えることが出来るのではないかと感じさせられた本であった。
    また部下ができたら読み返したい本。

  • 読みたい。
    20111019 新刊ラジオ
    部下なんていないけど、仕事を教えることが多いから、気になった。

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著者プロフィール

いのうえ・けんいちろう
組織開発デザイナー。中小企業診断士。
アカラ・クリエイト㈱代表取締役社長。
究和エンタープライズコンコード㈱顧問。
慶應義塾大学、経済学部卒業後、
㈱ソニー・ミュージックエンタテインメントで
制作、営業、プロモーションを経験。
責任者としても数多くのプロダクツを手がけた。
「クリエイティブな世界における成功の裏で、
人の感情の動きが大きく作用する」という経験を活かし、
現在、「感情」に焦点をあわせた企業の組織開発を支援している。
「経営者が考えなければいけない組織の土台づくり!」をテーマに、
特に人材に関する幅広いサービスを開発、提供している。
「採用アセスメント」「人材育成型評価制度」「リーダー育成」
「組織運営手法」などについて、
コンサルティング、講演、研修に携わっている。
定期勉強会「経営組織アカデミー」主宰。www.acala-cr.co.jp
主著:『部下を育てる「ものの言い方」――
人を変える組織を変えるリーダー必須の条件』(集英社)、
『ゆとり世代を即戦力にする50の方法』(高橋書店)。
共著:
『デキる部下だと期待したのに、なぜいつも裏切られるのか?』
(ダイヤモンド社)。

「2015年 『「弱いリーダー」が会社を救う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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