実家が放してくれません

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 67
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087880618

作品紹介・あらすじ

お母さんは私が嫌いなの――? それは愛情か、執着か、それとも虐待か。そして、毒を放つのは「親」だけなのか。断ちがたい親との関係、家の呪縛、家と親の圧力に深く切り込むコミックエッセイ。

――エイトとアサは一軒家に住む若夫婦。
転職を繰り返す夫を心配しながらも、家を整えささやかな暮らしを営むアサ。
やがて待望の第一子を授かるが、孫の顔を見るためにと頻繁に訪ねてくる実母の言動にアサの苦悩は尽きず、幼い頃の記憶がよみがえる……。
ウェブサイト「よみタイ」で大好評の連載、「家」の謎が解き明かされる描き下ろしと小島慶子さんの巻末エッセイを加え、待望の書籍化!

【本書目次より】
1. いい天気の日に「仕事見つかりそう?」は言いにくいものです
2. 昔から幸せな家庭への思い入れが強いから
3. 親になるのが怖い
4. 赤ん坊の存在は実家の母を呼び込んだ
5. 母が訪ねて来た日は夫が大嫌いになります
6. 母に愛された記憶がないのは育児のハンデです
7. 結婚に失敗したらほら見たことかって言われる
8. 息子を見ると自分の子供時代の暗い記憶がよみがえります
9. 母はいつも私のテリトリーへ侵入してきました
10. 親の家さえ出たら幸せになれると思ってた
11. 視界に母がいるとダメ人間に戻ってしまう
12. お母さんは怒るって決めたら怒るから
13. 私は「きちんとした家」の子じゃない
14. 私の中で母を殺さなければいけない
15. あの親が育てたなら私もまともじゃないかも
16. 自分の躾に親の影を感じます

感想・レビュー・書評

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  • 毒親に育てられた私は、どうやって子どもを愛したらいいの? 『実家が放してくれません』 | エンタメウィーク
    https://ent.smt.docomo.ne.jp/article/12087544

    実家が放してくれません/まき りえこ | 集英社の本 公式
    https://books.shueisha.co.jp/items/contents.html?isbn=978-4-08-788061-8

  • 毒親育ちの人には、うわ~その感覚わかる!!と共感する部分が多いのではないでしょうか。

    愛情溢れる幸せな家庭というモデルケースを知らないまま大人になると、家族や子育てがとても難しい。他人にはそう見えなくても自分の中で苦しいのです。そんな自分に気付き、少しずつ前を向こうとする主人公が素敵でした。

  • 自分の家庭を持つことで母親からの支配から逃れようとしていたアサだが、思うようにはいかなかった。

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著者プロフィール

漫画家。「実家が放してくれません」「オトナ女子の謎不調、ほんとに更年期?」(集英社刊)。「小学生男子のトリセツシリーズ」(扶桑社刊)など、コミックエッセイ著作多数。Twitter@toriatamaxp

「2023年 『母親を陰謀論で失った』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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