Papa told me Cocohana ver.6 ~星へ続く階段~ (マーガレットコミックス)

著者 : 榛野なな恵

• 集英社 (2018年2月23日発売)

作品紹介・あらすじ

私はこうだから、って決めてしまえば案外ラクに生きられる。だけど、そうじゃない自分を見つけられたら世界はもっと美しくなる──。夢見るおとなにそっとより添う物語10編を収録!

感想・レビュー・書評

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2022年9月8日]

胸の奥底を突かれて、泣きたくなってしまう。辛い状態が自分と二重写しになり、ふと訪れる幸運に涙があふれる。

・昔のあの人が今ここに
・お花見
・実は素敵だったなんて、わたし
・お父さんの役割
・最後のすみか、三角州
・ドアマンとの再会
・夏休みが終わらない場所
・かぐや姫
・最後になったかもしれない手紙
・無口の意味

榛野先生のインタビューもある！

[tkfazさんの感想 · 2021年8月31日]

全巻読んだわけではないけれど、物語の雰囲気がとても良い。なによりも主人公の知世（小学生）の美学というか、哲学が尊い。私は自分で作ったルールを3日で忘れてしまうので、とても羨ましく、尊敬すらしてしまう。哲学と書いてしまうと他人の非行を指摘すると勘違いされるかも知れないが、知世の哲学は自分の人生を豊かに美しくする哲学ばかりである。これは電子ではなく、紙の本で欲しい。

[simujaさんの感想 · 2020年5月8日]

・アンバースデイ パーティ
北原さんの存在は大事。正式なお花見できてよかったな。

・モディスト キャンプ
中洲でキャンプ、星を見たり すごくいいなー。

・ロング クルージング
扉絵可愛い！

・シルバー ベル
属性抜きに本当に言葉だけの力を信じているというか
大切にしていて、北原さん好きだな。

[gssyさんの感想 · 2019年5月23日]

小説家でやもめの父親と一人娘の少女の親子の日常と周囲の人々の人生模様。今年で連載開始から30周年なのだそうだ。軽く驚き。30年も知世ちゃんは小学生をやっている訳か……）今回もしみじみ。