思い、思われ、ふり、ふられ 9 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088440668

感想・レビュー・書評

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  • 好きだし
    好きだと伝え合っているし
    言葉にして
    確認していても
    不安になる
    この不安って
    どうやってもなくならない
    でも
    それで終わらないで
    ちゃんと確認する場面が良いなぁ
    好きだってことだけでなく
    怒っていることもきちんと伝える
    伝え合えるから
    終わらないんだよね

  • 朱里母が夫婦喧嘩への対処法にと出した答えが極論すぎて絶句……
    朱里と理央に関しては両家の再婚によって恋愛や人生が思うように行かなくなってしまったわけだけど、こうして朱里母の極端にも程がある決断を見ると朱里の方が被害規模が大きいように感じてしまう
    でも、一方で家族によって自由が抑圧されてしまうという点は和臣と重なり共感できる部分でも有ったりするんだよね……

    家庭環境の危うさを抱えつつ和臣との距離を詰めようとする朱里
    亮介との再会で自分の言葉を相手に伝える大切さを認識した訳だけど、それだけで行動の全てを変えられるなんて有る訳がない
    和臣がバレンタインに思わせ振りな言葉を発しても、その後に別の思わせ振りなチョコを持っているのを見てしまえば行動するのは難しい
    まあ、あの場面は和臣が周囲にしっかり説明すればそれで済んだ場面なんだけど、和臣は和臣で新しい問題が発生してしまったからなぁ……

    親から受けた強硬策。家庭の調和を保とうとする和臣にとってそれは夢を諦めるには充分過ぎる一撃
    ここで朱里は和臣の夢を応援しようと思いの丈をぶつけるけど、ここで発した言葉の幾らかは朱里の境遇にも当て嵌まる言葉なんだよね
    子供の夢や心を理解していない親の無慈悲な強攻策。でも、これは逆に親と対決するいいチャンスになる
    朱里から和臣に渡された一本のBD。親には内緒で肌見放さず持つそのディスクは二人を繋ぐかけがえのない絆になったようで


    クリスマスデートも無事に完遂して幸せそうに付き合っている由奈・理央ペア
    と思っていたら由奈が情緒不安定に。突然過ぎるように思ってしまうけど、よくよく考えれば自分をとてもじゃないが可愛いと思えない由奈からすればメンクイ男の理央が自分と付き合ってくれているというのはどれだけ言葉を尽くしてもしっかりと信じられない部分は有るんだろうなぁ…
    おまけに自分と付き合う以前は朱里を好きだったという点を知っているのだから尚更

    でも、そんな感情をぶつけられたら理央だって流石にカチンと来る。下手をすればあの瞬間に由奈と理央は別れることになったっておかしくない状況だった
    そこで去りかけた脚を戻し由奈の言いたいことを落ち着いて聞いて、その上で言わなくて良いことは言わせないで由奈を好きだと目を見て伝えた理央はイイ男だね
    おまけに由奈母に挨拶するなんてそんじょそこらの男に出来る行動じゃないよ
    あのシーンからは改めて理央の本気度が伝わってくるようだったね


    親と対決しようとした考えていたら由奈のヤキモチを知ってしまい、身の振り方を改めて迷う朱里
    対決しようにも親への反撃を始められず、それどころか亮介の攻勢も目にしてしまった和臣
    「モタモタしてたお前が悪い」とまで言われてしまった和臣はここから逆転の行動を始められるんだろうか?

  • 表紙が最高(๑>◡<๑)
    好きなのに 好きの気持ち伝わるのに
    やきもちやいて 不安になっちゃうのすごくわかる。

  • クリスマス、お互いの誕生日、バレンタインデーとイベント盛り沢山で甘々な理央と由奈。自分に自信がない由奈は、理央がなんで自分と付き合ってるのか、釣り合わないんじゃないか、本当はまだ朱里が好きなんじゃないかと不安になる。理央こんなに真っ直ぐなのに。でも不安になる気持ちはよくわかる。あるあるだなって感じ。でももうこの2人は見てるだけで癒される。甘い。和臣と朱里も少しずつ近付いているようで縮まらない距離。和臣の親ひどいなーって気持ちが強くなっちゃったけど。亮介くんまだ諦めてなかったね。そりゃあんなあっさり終わるわけないか。バレンタインなんてなかったっていう朱里にさり気なくガッツポーズしてるの可愛かった。朱里と2人で会って聞き流すように話聞いてくれるのもすごいいい奴だなーと思ったし亮介くんの株は急上昇。悪くない。でも和臣がんばれ。

  • 自信がなくなってきちゃうのすごくわかる~!でもその度確認して好きだよって言って貰えたらいいよね
    ここに来て人にだけでなく家族や自分の夢への思いも絡んできて凄いことになってきたなー!あと2人、あと2人だけだよ!

  • 【あらすじ】
    朱里と和臣、由奈と理央はそれぞれのペースで距離を縮めていきます。ところがバレンタインが近づいて由奈の胸に思いがけない気持ちが湧きあがってきて…。朱里と和臣にもトラブル発生!? 新展開の第9巻!

    【感想】

  • バレンタインとかの巻。由奈の自信がなくて不安になっちゃう気持ちもわかるし、理央が怒る気持ちもわかる。たしかに「どうすればいいの?」だよね。なんか辛いこと思い出してきた。。。しかし理央はどんだけいい子なの。親にちゃんと挨拶にいくとかあんな出来た高校生いないよ。私が知らないだけ?

    朱里の母ちゃんもだけど、和臣の両親もなかなかに酷いな。
    花乃からの電話で、朱里にバレンタインなかったこと知った花乃のピースサインと亮介のガッツポーズ、めっちゃ青春って感じでいいな。キュンとするわ。

  • じれったいなぁ。
    和くん。。

  • 乾くん大丈夫か〜!

  • わーわーわー!叫びたくなっちゃうやつ。

    また少しずつ誤解が起きててもどかいしいー!
    特に朱里とかずくんが!!
    ラスト、走っていったかずくんはちゃんと朱里になにか伝えるのかな。
    亮介はかっこいいし過去を乗り越えてさらに朱里を理解できそうな気もするけど、個人的には朱里とかずくんにくっついてほしい。。

    由奈と理央はめちゃくちゃいい感じ。ケンカになってもすぐに話し合って解決するのがとてもいいな。理央もなんだかんだですごく真面目だなと思う。

    それにしても朱里の母親は娘を振り回しすぎだと思う。自分本位というか、朱里かわいそうだな。
    せめて話し合って結論だしてからそういうことは口に出すべきだと思う。

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著者プロフィール

咲坂 伊緒(さきさか いお)
日本の女性漫画家。東京都出身。
デビュー作は『サクラ、チル』。代表作は実写映画化された『ストロボ。エッジ』、テレビアニメ・実写映画化された『アオハライド』。2018年に『思い、思われ、ふり、ふられ』が第63回小学館漫画賞少女向け部門を受賞し、実写&アニメ映画化が決定。実写映画は2020年8月、アニメ映画版は同年5月に公開。

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