どうせ泣くなら恋がいい 3 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
4.09
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本棚登録 : 143
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088448183

作品紹介・あらすじ

それでもあなたは優しい人だと思うから一清のことどう思ってる? 思いを寄せる人の口から、他の人をおすすめするような言葉。取り乱しながらもまだ湊を心配する穂高に、湊が少しずつ語り始めた過去は…!?

感想・レビュー・書評

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  • 3巻もよかった!
    一清が絡んで来なければ穂高の恋はとっくに叶ってるんじゃないかと思うけど、一清のことも嫌いになれない、絶妙なバランスのキャラ…
    あとこの漫画家さんの描く表情がどれもめちゃくちゃいい。

  • 一清の猛烈アプローチが迫るものがあって、
    キュンキュンしてしまった
    切実に付き合いたい気持ちが切ない…

  • 一清と穂高の関係を問い詰めようとする湊への切り返しがかなりはっきりしてるなぁ…
    まあ、穂高からすれば何かの意図を含む湊の問い掛けはそれこそ自分の想いが否定されるようなものなのだから、聞きたくないとなるのは当然の話か

    かといって、ここで2人の会話が終わらずに湊の力に成りたいという趣旨で会話を切り替えようとする帆高は良い子だよ。きちんと一清との過去を話せる湊も良い人間だけど

    未熟だった当人達には正しい対応だったか判らない一清の身に起きた問題。穂高は不登校の過去はあれど第三者的な視点で彼らの過去を知るから、湊と一清の正しさも判る
    穂高の感覚は湊を幾らか救ってやれるものだね

    でも、穂高と湊が良い感じになれば救われない者が居るわけで
    イメチェンして攻勢を始めた一清はいじらしいけれど、穂高の心は既に湊にしか向いてないのが辛いよなぁ…
    「終わりたくない」「チャンスを下さい」と言い、彼女に近付こうとする一清。彼の想いはどうなっていくのだろうね?

    ただ、意外な影響が生まれそうなのが…
    多くの場面で一清を気遣ってきた湊は彼が帆高を好きと知っている
    穂高は湊にも一清にも仲良くなって欲しいと思っている
    その構図において一清が湊から穂高を奪おうとするなら、どうしてって一清と湊の仲は険悪にならざるを得ない。穂高は2人の関係に良い影響を齎した面は有るけど、このような状況になってしまったなら帆高が考えるように2人に悪影響も齎していると言えてしまうんだろうなぁ……

    そうして帆高は身を引こうとしたのに、そのタイミングで邂逅してしまう帆高と湊は運命が結びつけようとしているかのよう
    そのような特別な雰囲気だったから、湊も伸ばす筈がない手を伸ばしてしまったのかな…
    それはこれまでの穂高と湊にとって有り得ない光景。だから帆高は夢を見つつ否定しようとするし、目撃した一清は反発する
    穂高が悪いわけではないけど、二人の仲を取り持とうとしていた彼女にとって大きな失敗として印象付けられる出来事

    ネガティブな考えに陥りそうな状況だけど、過去にもネガティブの沼に嵌っていた彼女には底から抜け出す際に手を差し伸べてくれる者の大切さを知っている
    自分の失敗から逃げずに一清のフォローに向かおうとした穂高は本当に良い子というか、自分の体験から前に進む勇気を手にした人間だと思えるよ
    そんな彼女だから「なんで俺ってこんなに最低なんだろう」と悔やむ一清の『ほんとう』を引き出してやれたのかもしれないね

    こうして湊と一清の仲は元に戻るのかな?と思いきや、早くも次回予告から想像される状況が一波乱ありそうなんですが……!

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