- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088450209
作品紹介・あらすじ
ひとりより、誰かと一緒が楽しいのかも
両親が留守の間、伊月の家にボディガードとして史郎という男子が同居することに。実は史郎は学年トップの成績の人気者だった。史郎との同居は、学校では秘密。史郎は「家族」に憧れがあるみたいだけど…。ほんわかあったかで胸キュンなストーリー4編収録です。
【収録作品】ひだまりの海/ディアレイン/Honey Magic
感想・レビュー・書評
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海外出張に行く親が娘のボディガードとして知人の息子を家に連れてきた話。
設定はベタなのかもしれないけど、会話が面白くて楽しかったです。
恋愛的な展開にならなかったのも良かった。
放課後窓から見えるサッカー部の人を意識しだす話も良かった!
彼女が出来ちゃったのかーという展開からの告白。
しかもバカだからはっきり言わないと伝わらないというw
幼なじみの話もよくある少女漫画って感じだけど好きでした。
手を繋いで登校するのが恥ずかしい彼女が「…しぬ」と言ってるところに彼氏が「しぬな」と堂々としてる最後がいいですね。
最後の好きになって欲しくて頑張る子の話は面白かった!
喋らなくてもうるさいって表現がものすごく伝わってきて笑えたw
男の子の気持ちの変化がよく分からなかったけど、ハッピーエンドで満足でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
控えめほんわか女子と
人気者サッカー男子。
控えめで出過ぎない女子いい -
短編集。
この中に収録されている『ひだまりの海』がすごく好きです!主人公のちょっと頭が悪い女の子も、ド下手なのに人一倍楽しそうにサッカーをしている男の子も、どっちも好きー! -
咲坂伊緒先生の推薦コメントが、マジものだな、と判るだけの内容
画そのものは淡く、崩れ易さを内包してしまっているが、決して下手ではない
ストーリーの進み方も新人特有の緊張感からの手探りを見受けられるも、同時に懸命さも感じ取れた
台詞もキラキラとまでは届かないにしろ、時折、チカッと瞬くものが多い
それぞれは満点に届かなくとも、伸び代がある三拍子が揃っているだけでも、注目する意味はある
『ディアマイガーディ』
恋愛話とは言えない内容、でも、嫌いじゃない
端的(ざっくり)と説明するなら、友人以上・家族同等・恋人未満の関係で、『キズナ』に重きを置いているなぁ、と感じられる温かな話
良くも悪くも、真っ直ぐな感情に従って行動できる伊月は中々にヒロインしてる
不器用っつーよりは、立ち回り方が巧くない史郎は彼女を間近で観察しながら、男としても人間としても大きく成長していって、憧れてきたモノを協力して手に入れればいい、と願わずにいられない
『ひだまりの海』
二話構成ってのも理由だが、他の編より恋愛カラーが濃い
下手でもサッカー大好きな男の先輩と、物静かな勉強が苦手な後輩の女の子って組み合わせが実に良い。お互い、相手が自分を知らない内に知ってて、密接に親しくなるようになってから、「好き」に気づくって流れも、むしろ、男の読み手の心をくすぐってきます
『ティアレイン』
慎也、この少年、口は悪く、性格もキレ味が鋭い。けど、惚れてる女にだけ、キツく当たり続けちゃってるトコが、青春ど真ん中の男子高校生らしくて萌えたw
雨が降るから、晴れた日の嬉しさ、気持ち良さが判るんですね、きっと
『Honey Magic』
画のタッチが他のそれとは違うからか、話のテンポにも少し、違いがある
だが、「らしくない」って程ではない
人間、喜怒哀楽を代表とする感情に行動を支配され易い生物ではありますが、誰も彼もをギョッとさせるほどの突飛な行動に、少女を出させるのはやはり、『恋心』だけなんでしょうねぇ
実際問題、本気で好きになったら周りが見えなくなっちゃうんですから、周りの反応が冷静に感じ取れちゃうようじゃ、まだ全力で相手を好きにはなれてないのかも・・・
各編に後日談を付けてるのも、ポイントは実に高い
どの少女漫画もそうして欲しい、とは言えないが、それでも、やっぱり、本編の「その後」がコミックスに収録されてると嬉しいものだ -
綾瀬羽美先生の1stコミックス。
別マのサイトで試し読みした「ひだまりの海」が好みだったのと、カバーが凄く可愛かったので購入。
それぞれタイプが違って楽しめました!
どのお話も主人公が魅力的で、特に沙緒ちゃんのアンニュイな感じが好きでした(笑) -
「ひだまりの海」の歯に衣着せない沙緒がとても好きだった^^