ビビッドチェリー (マーガレットコミックス)

著者 : 綾瀬羽美

• 集英社 (2014年2月25日発売)

作品紹介・あらすじ

泣いたり切なくなるのに なんで みんな 恋するの?
多歌は「恋」がまだわかってない高校2年生。バイト先で女子が苦手な年下男子・咲良と出会う。咲良の片想い中の女子の話を聞くことで恋に興味がでてくるが…!? 女子力は高くないけど、多歌なりの初恋がはじまる──。王子様を夢みる女子とその真反対のチャラい男子の出会いを描いた読みきり「ユメミナイト」も収録!
【収録作品】ユメミナイト

感想・レビュー・書評

[mgsaekiさんの感想 · 2019年8月28日]

姉の出産のためにバイトを始めた女の子と、そこで知り合った赤面症の男の子の話。

恋が分からないなりに自分の変化は感じていて、割とリアルだなぁと思いました。
自覚してから告るのは早かったけど。
両想いにはならなかったけど、前向きなラストで良かったです。

読み切りも理想と現実の違いをうまく折り合い付けられてていい話でした。

[naaaaatsuk1さんの感想 · 2018年4月23日]

恋を知らない女の子と、女の子に触れられると赤面しちゃう年下男子の話。理想的ボーイフレンドの作者さんなのでやっぱり絵が可愛い。全体的にほわほわ〜っとした雰囲気もあった。比較的主人公の女の子が恋を知らないというわりにガツガツしてる気がした。天然？相手の男の子が触らないでって言ってるのに結構触ってるなーとか思ったり、友人だからと言って男の子に抱きついたりなんか凄かった。結局は両思いになるんだろうけど、付き合うとか決定的なところまではいかずに終わったのでちょっと物足りなく感じてしまったかな。巻末には読みきりが。おとぎ話のようなお姫様や王子様のような恋を夢みる女の子とチャラ男の話。このチャラ男が案外ロマンチストでいい奴だっていう。でもこの読みきりのMVPは男の子の父だけどね。どちらの話も可愛い雰囲気の1冊だった。

[ルアンさんの感想 · 2017年5月14日]

表題作は年下男子との恋の話。恋をした事がない女の子がこれが恋なのかもって気づく。最後は多分両思いになるんだろうなーというような終わり方。
付き合う付き合わないとかでなく、好きだと気づくってところがテーマなので、最近の子達には物足りないんではないだろうかと思ってしまった。

でも、私が中学生の頃読んでたりぼんとかなかよしを思い出してしまった。ピュアな少女漫画だ。

[森月雫さんの感想 · 2014年10月6日]

恋を知らない天然女子と赤面年下男子の連載作の表題と、お伽噺のような恋を夢見る女子と彼女は作らないチャラ男の読み切り『ユメミナイト』収録。表題はこれからに期待というような、付き合うまではいかない終わり方だったけれど、初めて恋を知った多歌の初々しさがよかった。そして多歌の男友達の藤矢が好きだったｗ読み切りの方は、修司がろくでなしと見せかけて、実は恋路と同類の隠れロマンチストとか萌えたｗ

[菊月茉莉さんの感想 · 2014年2月27日]

読み切りの方は結構好きだったけど、表題作はヒロインが好きじゃなくてイマイチだった。悪い子じゃないけど無神経。