ごちそうは黄昏の帰り道 1 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 41
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088454542

作品紹介・あらすじ

結婚直前で婚約破棄をした片倉ましろは、親から勘当され、式場のキャンセル代などを返済しながら1人、貧乏暮らしを始めることに。自分の時間と向き合い、少しずつ自立し始める中、大家の男・鷺谷さんとの関係が深まってゆき…!?

感想・レビュー・書評

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  • 全2巻読了。タイトルからちょっとしたグルメを期待していたのだけど、恋愛とか人間関係の漫画でした。始まりが親に勘当されて貧乏な一人暮らし生活をするようになるという話で、勝手に自分の若い頃の、生活が軌道に乗るまでのキツい頃を思い出して懐かしんでた。大変だけど何でも楽しめたなあとか。そこから先は大家さんと関係を築いていく話になりますが、なんだかこの二人の空気感みたいなものが独特でいい感じ。熱しすぎず冷めすぎず穏やかで。2巻目は読み切り2本も収録されてて、こちらも穏やかな中に少しの切なさを感じ取れていいお話でした。

  • 婚約破棄した女性と婚約破棄された男性の話。

    大家さんがどこにでもいそうな普通の人だけどだからこそリアリティがある。

    ましろの母はきちんとしている。こういう事があると、自分の娘が悪くても可愛さのあまり、金銭的にも助けてあげたくなると思うんだけど。娘が相手に対して行った行為を冷静に受け止めて、突き放す。でも、顔を見に行ったり、突き放しすぎず。お母さんが立派だと思ってしまった。ましろも少しずつ自分の甘さに気づいて変わっていくけど、もし実家にいたら甘えたのままだったろうから。

  • トレンディドラマ的な設定で志村志保子が描いている。新境地に挑む、のか。内面描写などナイーブな表現と、「よくある」俗っぽい設定の取り合わせ、松竹映画的というか、意外と魅力的で続刊が待たれる。

  • これ、すっごく好きだった!
    婚約破棄した人とされた人の話なんだけど
    些細な出来事の積み重ねから、ゆっくりと
    互いのことを知っていくのがいいな。
    大家さんのキャラが特にいい!
    眼鏡、甘いもの好き、猫好き、言うことなし!
    私の理想に近いです(笑)
    これ、時間かかりそうだけど2巻も買います!

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