終電車 (マーガレットコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 219
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088464909

感想・レビュー・書評

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  • 背筋が伸びる短編集

  • 俺物語を読み、猛男の原型となった女子が登場すると知って
    早速、読んでみた。
    期待を裏切らず、どの短編も面白かったのと、前の回の主人公
    だったキャラクターが、次の回ではモブで登場するなど、微妙に
    繋がっているので、ラスト後のキャラクター達の様子も分かり
    良かった。

  • 良かった。ところどころ泣きたくなりました。
    励ましてくれてる気がする。

  • 短編集。

    このマンガがすごい2013の1位だった人の短編集。
    確か、そのマンガの作家だったよなぁと思いながら、
    タイトルにひかれて買いました。

    だいぶ前に俺物語は別マで読んで、
    いいマンガだけど、あんまり受け入れられなかったんですよね。。
    まぁ今よめば、また違う風に読めて受け入れられるかもしれないけども。。

    でも、どちらかというと、ぼくはこの作家の、
    あそこまでキャラを濃くしていない作品の方が、
    やさしさがじんわりきてスキなんですけどね。。。
    話のやさしさというより、登場人物へのやさしさという感じ。

    この短編集もそんな感じ。
    ちゃんとみんな主役の人たちを何かしら、
    成し遂げさせたり、前をむかせてあげてくれている。
    一生懸命自分で考えて気づかせて一歩を踏み出してくれている。
    そういう作家のやさしさがスキですね。。


    まぁ、でもやっぱり別マの少女マンガだなぁっていう、
    重さはないですね。。。
    いい話ですし、すごくスキになるマンガではあるけども、
    どこか、中高生向けな、やさしさで包まれ過ぎている感じがする。
    そう、中高生に向けるような、やさしさがある。
    それが、この作家のいいところで、またちょっと残念なところ。
    まぁそれは他の別マの作家、全員に言えることだとは思うけど。
    週刊少年ジャンプとかの少年マンガもしかり。

  • 絵が好きです。

  • ちょっと好き。

  • 軽いタッチで書かれているが、
    伝わってくるものはズシリとくる。

    現代を生きる私たちには
    ピッタリなメッセージなような気がします

    ちょっと頑張ってみようかな
    という気分になるお話。

  • 「終列車」の短編集と、「アンドリュー」掲載。

    この作者さんの作品は
    「俺物語!!」(河原和音×アルコ)に続いて二度目に読んだんですが、
    笑いのセンスあるんだろうなあと思うところがあります。
    (俺物語!!は河原さんの原作なんだけども)
    「終列車」「アンドリュー」両方、笑わせる場面では笑わせます。

    個人的に「終列車」の世界は好きですね。
    日常とそれぞれの感情が交差してて、どちらかと言うと切なくなる感じ。個人的には一作目と二作目が好き。
    世界観は、いくえみ綾「潔く柔く」にも近いところがある気がします。登場人物が別の作品のどこかでリンクしているところなども。

    「アンドリュー」は、一言でいえば「シュール」。
    読む人を選ぶ作品だと思います。
    笑いが独特なので、あっはっは!って笑う感じではなく、ニヤッとしてしまう感じと言うんでしょうか。
    彼女のキャラ変化と主人公のオチにはちょっと苦笑してしまった(笑)。物語の落とし方が絶妙。

  • この作家さんは初めて読んだ。電車ものがはまりだしたので。

    『終電車』は一つ一つ物語が深いなあと思った。
    でもなんか自分には合わないと思ってしまった。
    特に最後の『アンドリュー』とかが…

  • つっまんねーわ。
    終電車にまつわる?短篇集なんだけど、もう無理やり終電車に結び付けてるし、感動も笑えもしないし、なにを思ってこんなつまんねーもん描いてるんだよって思うわ。
    まあ短篇集だから落書き程度で描いたもんなんだろうけど。とにかくつまんね。

  • なんとなくのジャケ買い。
    はずれではなかった。

    栗生つぶらには及ばないが、
    嫌味のない正統派少女マンガ。

  • やっぱり絵が可愛い。今までにいなかったキャラが強烈だった。

  • 短編の天才!!アルコ先生!!!
    進路や友情、恋愛に悩む4人の主人公が前を向いて歩き出す。その過程を描いたオムニバス。共通して言えるのはどの作品にも最後の結末がないってこと。結果を出す前の過程をとっても大切に描いてます。
    アルコ先生の短編の好きな所はそこ。その後の展開が自分で想像できちゃうからおもしろい!!

    シンゴの気持ちにシンクロして涙が止まらん。

  • 「銀河」は通過点だった<br /><br />終電・始発を小道具に使った短編集。<br />非常に冒険的な内容になっているが、面白い。<br /><br />確実に進歩しているが、やはりオチの弱さが目立つ。<br />むしろ経過を楽しく描ける才能があるのだから、ひょっとしたら長編の方が生きるのかも知れない。<br />そのためには魅力的なキャラクターを上手く作れるかどうか。<br />全体に男の子が弱いんだよなー。<br /><br />これからに期待。

  • 表紙だけ見ると普通の少女漫画の様に見えるけれど、読み進めて行くうちにだんだんテンションが高くなっていきもはやギャグ漫画に・・・終電車シリーズ最後の熱血キャラが好きです(笑) もちろん少年少女達の苦悩も繊細に描かれています。表紙に騙されちゃってください。

  • ありきたりな気もする

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著者プロフィール

1999年『雨ノチ晴レ』でデビュー。『ヤスコとケンジ』が2008年テレビドラマ化された。2021年度第67回小学館漫画賞少女部門に『消えた初恋』がノミネート。

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