- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088594545
感想・レビュー・書評
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新しくオープンするホテルバーのバーテンダーを探していた美和。世界的なコンクールで優勝経験を持つ天才バーテンダー・佐々倉溜と出会い、彼を審査会へと送り込むが──。バーで生まれる人とお酒の物語を描いたマンガ。
ぼくがバーへ通い出した頃の教科書となったシリーズ!お酒が好きな方だけでなく、バーへまだ行ったことがない方にもお薦めしたい。あの扉は開けるのに勇気が必要だよね。このマンガを読めば、自然と知識が身につく上に、自分もこのカクテルを飲みたい!となること間違いなし。ぼくが人生でどれほどバーとバーテンダーに癒されたか。おいしいお酒と、何でも話ができるバーテンダーがいたからこそ、ここまで生きてこられる活力をもらえたんだと思っている。
「世の中に絶対にお客様を裏切ってはいけない仕事がふたつあります ひとつは医師・薬剤師 ではもうひとつは? バーテンダー どちらも処方ひとつで毒にも薬にもなるものを売っていますから」
佐々倉が審査会で出したカクテルのことは今でも印象に残っている。ありふれたものほど、バーで飲むと圧倒的な違いに気づかされる(カシオレとか)。最初は仕事の付き合いで行ったんだけど、そこで飲んだ一杯はいまだに忘れられないものになった。
バーという止まり木にバーテンダーがいるから、バーに優しさが生まれる。さらにそこで誰が作り、誰と飲むか。カクテルのように人もお酒も時間も混ぜられて、思い出とともに味が刻み込まれていく。スーズはこのマンガで知って、大好きになったリキュール。夕焼けのようなほろ苦い味わいで大好き。
ミスター・パーフェクトと呼ばれる葛原の「お前のステアはパーフェクトではない 氷を殺した」のインパクトも強すぎる。あと、マッカラン12年が「あまり高くないやつ」で提供される時代だったんだなあってなるね。今では注文するのにためらう価格帯になってしまった。こういうこともあるから、お酒は一期一会。飲める時に飲んでおきたいね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バー「LAPIN」のバーテンダー、佐々倉溜。
彼の作るカクテル -
お酒がより好きになる漫画です。
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実は、昔読んだことあるのだけど、再読。
カクテルがおいしそうに見えるけど、漫画なので、白黒なのがちょいと残念。
バーテンダー=優しい止まり木というのもいいな~と思った作品だったなと懐かしく思う。笑
そして、ミスターパーフェクトって・・・笑 -
1度会っただけなのに出したお酒まで覚えているとは!
お酒に対する知識も豊富ですが接客業に対しても勉強になります。 -
BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/12.html
ご主人も、本を読まれますか?という問いに
「全然私が読んでても見向きもしないし、何を読んでるかも聞かれたことないんですけど、バーテンダーをやっているので、『バーテンダー』っていうマンガは2人で読みましたね。奥が深い職業だなと。」(磯野貴理子さん)
原宿ブックカフェ公式サイト
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php -
最近は、お酒を飲まない方が増えているらしい。
でも、きっと貴方はお酒が飲みたくなる。
だって、この本のことを語りたいはずだから。 -
8巻まで。
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水割り、オールド・パル、レッドアイ、ハネムーン、シンデレラ、ジンフィズ、スーズギムレット。