王様の仕立て屋 31 〜サルト・フィニート〜 (ジャンプコミックス デラックス)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088598888

感想・レビュー・書評

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  • 2011/07/19:借り本。

  •  アラン・リヴァルさん家の家出息子セルジュがついに父親と相対峙する31巻である。モデル仲間だった旧友たちとの会話を発端に物語は進み、セルジュは今度こそ腰を据えてナポリ仕立ての道に入っている。
     相変わらずこうした連作短編形式が上手い。物語を転がすための材料には事欠かないし、人間関係が織りなしていく物語はひどく自然である。
     今回も楽しませていただいた。星五つで評価している。

  • セルジュの先輩、格好よす
    長生きしそう(笑)

  • 人生の背中を押してくれる紳士服マンガ31冊目。

    この巻はセルジュ。父との確執の種ともなったブランド立ち上げに絡んで、修行の成果を披露するハメになる。
    もはや織部が苦労するというのは並大抵のことではないので、セルジュが苦心する。まだ途上の技術の底上げと、特定の人物だけを見るのでなく、ブランドの顔となるデザインの構築。ちと15巻あたりの葛藤を思い出す。
    仕事の腕をあげるのはまあ長い道のりで、簡単に到達点を示せるものではないが、だからといって未だ続けている苦労を否定されたくもない。それは一緒に苦労している仲間を否定されることでもあるような気がする。
    というところか。もとの持ち物が良すぎるセルジュは共感対象にはなりにくいけれど、元が恵まれているがゆえに自分で培ったものを認められない苦悩ってのも王道だ。
    織部も喜んでいるし、成長してくれれば良いと思う。
    ラウラの一進一退もお約束だけど、今回は触発されるモニカが可愛かったな。

    次回はエスコート編とのことで。エレナの出番もないもんかな。

  • 30巻過ぎてなお、マンネリ化せず。セルジュ修行編完全収録のこの巻はここ数巻の中でも出色の出来。蘊蓄を適度に交えつつ、エピソードキャラと一人、また一人と登場してくる準レギュラーキャラが巧妙に絡みストーリーを編むことによってじわじわ高まる期待感。そして、それを裏切らない結末の落としどころが絶妙すぎてもう……( ´ ▽ ` )

  • セルジュ修行編。
    お坊ちゃんなので甘いところも多いのだけれど、それでも成長してるんだよ。とアピールできました。
    織部さんって、いったい何歳設定なんだろう…。30代前半?
    さすがに20代はない、と思ってますが。

  • 安心の安定感。セルジュ腕試し編。ここのオトンは光ってる。

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