GENJI 源氏物語 1 (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088652672

感想・レビュー・書評

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  • 古典や歴史の授業でもおなじみの古典文学。
    紫式部の源氏物語、きらさん版。
    源氏物語のコミック化はけして珍しくはなく、代表的なものは大和和紀さんの『あさきゆめみし』、最近のものなら江川達也さんの『源氏物語』かな。
    どちらもタッチや作風は違えど、艶やかな主人公・光源氏(めちゃプレイボーイ!)の恋物語を描いている。
    先述の作品は実はちょっとしか読んだことがないので、あくまでイメージ的なことしか言えないけれど、きらさんの源氏物語…どうでしょう。
    正直、笑いあり、涙あり、のきらさんスタイルのお話たちのほうが好みで、どうしてもそれを超える作品には思えず。
    次の巻も多分買うとは思うけれど、、う~ん。
    繊細な美青年の感じは出ている。
    でも、コギレイ過ぎるような。
    もっとずるがしこそーなお色気たっぷりの光源氏のほうが「らしい」気がする。

  • 全4巻読了

  • またまた、新しいマンガ「源氏物語」です。

    オーソドックスなのは、「あさきゆめみし」があるしということで、きらの「GENJI」は、物語と物語の間の人の感情の動きみたいなものを中心に展開していくみたいです。

    きらのキャラですから、みんな、なんとなくふっくらしていくます。本当は、やせすぎだったといわれている平安時代ですから、こんな感じではないような気もしますが、和服もけっこう似合っています。

    「源氏物語」というよりも、「宇治十帖」の方が、イメージ的にあいそうな気がします。

    きのう、3巻がでてました。長く続くといいなぁ。

  • 漫画版源氏物語というと、大和和紀さんの『あさきゆめみし』が印象が強い。
    今時の絵柄になると、光源氏や紫の上ってどうなるのかなあ、と興味が引かれて読んだ。
    絵柄についてはそれほど違和感はない。
    ついでに、ストーリーも、カバー等に書いてある言葉では自由に再編した物のようだったが、読んでみるとそれほど違和感はなかった。

    紫の上がナレーションを務めて進行する。
    大人になってからの紫の上の視点、なんだと思うけど。
    それにしてはちょっと言葉遣いが・・・。しとやかさに欠けるかも。
    逆に光源氏は・・・これを読んですぐに『あさきゆめみし』を読んでみたけれど、こちらの光源氏の方が寡黙な感じがする。
    その意味では好感が持てた。

  • 4巻まで

  • モテキよりはんぱないモテぶり。
    若さゆえの勢いとか、切なさとか、どーしょうもない分別とか、女の嫉妬とか、様々な恋愛情緒てんこ盛り。
    YOU連載時は相関図がイマイチわからず駄作かと思ってたら、とんでもない(^_^;)
    面白い作品だ(ò_ó)

  • 全4巻

  • ため息ついちやうほど面白い。

    雑誌「和樂」で今もかな?林真理子が六条視点での源氏物語を連載していますが、そちらも読んでいたので色々重ねちゃいます。
    なんというか林真理子が話をふくらませたわけじゃなく、ほんとに源氏はあんなことこんなことやったんだなとか(笑)。

  • 読みやすくておもしろかったです。それぞれの登場人物の気持ちが伝わってきてせつなくなったりします。

  • 脚色が加えられているので源氏物語の勉強にはならないかもしれないけど、読みやすくて漫画としてのテイストが強いので、導入としてはオススメの本。全4巻。
    登場人物の人間味が描かれていて切ない。

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