GENJI 源氏物語 4 (クイーンズコミックス)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 95
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784088653259

感想・レビュー・書評

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  • たしかに、いろんなものを切り捨てたために、きわだった部分もあるなぁと思いました。

    きれいにまとまった最終話のあとに、「特別編」をつけたのは、悪意だなぁと思いますが……。
    でも、夕霧はいないという……。

    きら版の雲居の雁も、ちょっと見てみたかったです。

  • 全四巻の最終巻。
    三巻が終った時点で、源氏が明石から帰京したところだとすると、どこまで扱われるんだろう、と思いながら読んだ。
    ところが、一応第三部の終わりまでカバーしている。
    夕霧や明石上、明石中宮とかをバサバサ切ったおかげか。

    嫉妬する人、紫の上がいかんなく表現されているかな、とは思う。
    ただ、この漫画には秘密がない。
    紫の上は、冷泉帝が源氏と藤壺の子であることを知っている。
    そして、藤壺と紫の上は、宮中での絵合でしっかり対面している。
    源氏の妻であることに有頂天だった紫の上の感情は嫉妬に一転し、藤壺に激しく向けられる。
    この直裁さに、思わずたじろいでしまうのだけれど、「形代の物語」たる源氏のテーマを、ストレートに表現しているのだな、とも思う。

    秘密がないといえば、息子、柏木が女三宮と密通したことを、父「頭の中将」(この時点では致仕大臣のはず)が知っていたり(笑)。

    四巻という短い幅の中で、紫の上の死まで収めてしまっている。
    この短さで、と思うと、作者の力技に感動する。
    四巻読み終わって、きら源氏のテーマは、「罪を背負ってでも生き続けろ」ということだったのかな、と思った。
    このメッセージが藤壺から源氏へ、源氏から柏木へと「転送」されていく。
    これまた今時のメッセージだな、と思う次第。

  • とても切なくてただただ愛してる。愛してる、愛してます、あなたにいて欲しい。・゜・(ノД`)・゜・。

  • よかった。

  • 紫の最期に泣いた。こういうところ、ホントきらさんうまいと思う。

  • 全4巻で完結。切ないですね。。。

  • 原作よりも好きかも。こんな源氏物語もいいなぁ。

  • 紫の上の苦悩がよく描かれてる。女性の立場から見る源氏物語って感じ。

  • 源氏と紫がメイン。源氏の人間味がまた切ない…

  • こんな源氏物語の解釈もあるのかと驚いた。 
     切なすぎる。  
    そして 終わるの早すぎる。

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