- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088708720
作品紹介・あらすじ
杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。好奇心に溢れ、リアリティを追求する彼が、さまざまな取材先で体験した恐怖のエピソードとは…!? 『懺悔室』『六壁坂』『富豪村』『密漁海岸』『岸辺露伴 グッチへ行く』の5編を収録。
感想・レビュー・書評
-
杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。好奇心に溢れ、リアリティを追求する彼が、さまざまな取材先で体験した恐怖のエピソードとは…!? 『懺悔室』『六壁坂』『富豪村』『密漁海岸』『岸辺露伴 グッチへ行く』の5編を収録。
「ジョジョ」本編よりサスペンスホラーよりの巻き込まれ型サスペンスなので、窮地に追い込まれた岸辺露伴がテンパリながらも、「ヘブンズドアー」のスタンド能力と鋭い推理で窮地を脱して行く展開が毎回のエピソードでスリリングなサスペンスと共に楽しめる。
「富豪村」「密漁海岸」で見せる岸辺露伴の意外な義侠心や信念に惚れる「ジョジョ」スピンオフ作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
動かない(出かけまくる)
-
ジョジョの奇妙な冒険第4部に登場する漫画家、岸辺露伴。
彼を主人公とした外伝なので、ジョジョ特有のスタンドバトルは無し。
でも岸辺露伴がどういう人物か、
そして彼のスタンドであるヘブンズドアーがどういう能力なのか。
この辺を抑えないといまいち面白くないので
事前に4部を読んでおいた方がいいとは思います。
でもね、これね。
読むのをかなり長い間躊躇したんだよね。
雑誌で読む派ではなくて、単行本待ち派なのでね
中身がどうなってるのか全然わからないから手を出し辛かったよ。
でもある日、意を決して読んでみたら
荒木飛呂彦節全開ながらもジョジョっぽさは抑え目。
見事な荒木風SF短編集になっていて非常に読みごたえがありました。
特にエピソード2の「六壁坂」
この話の主人公である大郷楠宝子さんの悲壮感漂う美麗さと
物語の舞台である六壁坂村の異常性。
この二つが絶妙に相まって、極上のSFを作り出してるね。
この話に限っては露伴先生が邪魔なくらいだ。
ジョジョ好きにもSF好きにも強くすすめられる素敵な一冊。 -
さすが荒木先生。最高。
表紙も格好良い。
どの話もちょっとゾクッとする。
露伴の立ち位置が良い。
露伴が一番好きなキャラ。
外から見るとひねくれていると思うけど、
内から見たらきっとまっすぐだと思う。
(購入) -
岸部露伴ってこんなに人間味のあるやつだったけ?って思えるくらい4部の印象とはずいぶん違う。この本を読んで岸部露伴がすごく好きになった。
-
ジョジョ4部のキャラである岸辺露伴を主人公にしたスピンオフ短編集。
昔…というか小学生の頃は,ジョジョが嫌いだった。
ドラゴンボールが好きでジャンプを読みはじめたんだけど,
ジョジョについては,やたらくどくてキモい絵で,
ストーリーもわけがわからなくて,
セリフや構図も擬音も変に凝っている嫌な漫画,という印象だった。
その印象が反転したのが,このコミックに収録されている「懺悔室」だった。
「懺悔室」は,ジャンプリーダーズカップという企画の一環で描かれた作品である。
リーダーズカップとは,読者に人気の漫画家10人(連載中の漫画家含)を集め,
読み切りを書かせて人気作品を決めるというという企画だった。
私はさっき書いたように,「ジョジョ」は嫌いだったが,
企画の一部で,しかも読み切りなんだから,
まぁ,読んでやろうか,くらいの気持ちでこの「懺悔室」を読んだ。
そして見事にハマった。
サスペンス,先の読めないストーリー,
困難な戦いとそれを解決するアイデア,
最後に待ち構えるどんでん返し,
それらを盛り上げる,絵と演出。
「懺悔室」には,ジョジョを支えるこれらの魅力が,全て盛り込まれていた。
正直,衝撃を受けた。
今まで御免なさい荒木先生とまで思った。
結局ジョジョは全巻買った。
この作品は,ジョジョとの出会いの作品である。忘れられない。
その他の収録作も佳作揃い。 -
久しぶりに自分の目で見る荒木飛呂彦は、
情報量が多すぎるw
そしてこのサイズの漫画の文字が読めない!
老眼!!www
ドラマ『岸辺露伴は動かない』が先だったので、
すべて高橋一生で脳内再生されるのでした。 -
ドラマ化もされ有名な露伴先生。
映画化もされる機会に漫画を読んでみました。
岸辺露伴、なかなかカッコイイ。
懺悔室
六壁坂
富豪村
密猟海岸
岸辺露伴 グッチへ行く
の5編。
懺悔室、富豪村が特に面白かった。
グッチへ行くはカラーで見たかった! -
ジョジョシリーズを読んだのは久々です。どの期かもわからないけど承太郎とかDIOのところと、ジョルノ・ジョバァーナやブチャラティのところは読んだ記憶があります。
岸辺露伴のスタンドも面白い。人の記憶を読めるし書き込める。凄いな。
この短編集はオカルトな作品ばかりだったのでそれも面白かったです。「六壁坂」と「ミラノへ行く」が特に好みでした。
「六壁坂」、死んでもお世話されることによって血液保って生きている状態に出来る…というのは怖い。蟲みたいなのかな〜。土着信仰みたいな村にはありそうなのもわかります。
ミラノのお話は、ミラノに岸辺露伴がいるのが良かったです。あのスタンド持ち(?)な鞄、いざというときのために欲しい!修理したの勿体ない。。スタンド能力を無機物に与えられるの職人さんの技なのかな?かなり凄いなミラノ。
日本で開催されたルーブル美術館のコミック展で、岸辺露伴がルーブルでジョジョ立ちしてる絵の格好良さときたら……!グッズも岸辺露伴のみ売り切れてました。なんと…でも同じく素敵だった五十嵐大介先生の描いたニケは買えました。荒木飛呂彦先生のは格好良くてもう!手元に!!だったんだろな〜 -
心地良い奇妙さと圧倒的な画力
サイコなキャラクターと不可思議なストーリーがミスマッチしてて良い!ジョジョを嗜んでなくてもこの世界観にどぶりと浸れる作品!