エンバーミング―THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN― 8 (ジャンプコミックス)
- 集英社 (2014年5月2日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784088708966
作品紹介・あらすじ
暗黒郷と化した故郷を脱出し、新天地を目指すポーラールート市民達。彼らの護衛を依頼されたジョンの前に、ジョンの中に眠るザ・ワンとの再戦を望む、筋力機能特化型人造人間・ウンゲホイヤーが立ちはだかる!
感想・レビュー・書評
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伊勢佐木町dice
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アバさんが、人間代表として、人間離れした発想と活躍をするところが素敵すぎです。
そして、リリィがかわいらしい1巻でした。 -
ビーム来た!ビーーーーーム!!眼からビームのタイガーリリィです。
ウンゲホイヤーとの格闘戦なんて、眼からビームの衝撃興奮に比べたら、なんのことはない。
ポーラールートの戦闘もいよいよ佳境。機能特化型フランケンシュタインも、タイガーリリィのほかには死体卿ことトート・シャッテン残すのみ。
で。死体卿の機能特化ってなんなんでしょ?
名前に意味あるのかな、と思って調べてみたら「トート」は死。「シャッテン」は影だそうで。
「死の影」というネーミングです。でも、機能の説明とはいかず。ま、そりゃそうだ。なかなかのラスボス扱いされている死体卿。名前ぐらいでネタバレしてちゃ話になりませんな。
「死の影」ねぇ。肉体の構造そのものに関わってくるのかな?病気的、細菌兵器的な。それだと、フランケンシュタイン同士には意味ないよね。既に死んでるんだし。
ま、続きを楽しみにすることにします。
といっても、「るろ剣」書くんだよね。志々雄真実。
それはそれで楽しみなんだけど。こっちの続きもお願いします。 -
和月伸宏先生は、つくづくクレバーな作家であると思う。
しかしその分、作中に込められたテーマ、モチーフ、アンチテーゼ等、創作のロジックが露骨に表にでてきたすいように思われる。そしてそれに輪をかけるのが作者伝統の「あとがき」。これも良し悪しで、作品を観賞した後に読むと面白いんだけど、エピソードの終わり毎に持ってこられると、物語世界への没入が妨げられ、言ってしまえば「興が醒める」。極論、やはり物語を楽しむ上では作者の顔が出てこないほうが良いと思う。